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おめでとう!平君

平君が比例で復活当選した。
平君とは東京4区から立候補していた平将明君だ。
昨夜11時過ぎ、対立候補である民主党の36歳の新人に当確が出て「あーあ」と思っていたのだが、朝起きたら復活当選していた。
おめでとうございます。

平君は、小学校2年の1学期まで同じクラスだった。
私の実家があった江戸川区は昭和40年代に宅地化が進んだため子どもが増え、私が小学校3年までの間に2回ほど新設校による分校が行われている。
平君は1回目の分校で隣の新設小学校に移っていった。
当時はそこそこ仲がよく、彼の家に遊びに言ったらものすごくデカい日本家屋でビビった記憶もある。

彼は中学から早実に進んだようだが、私と同じ中学から早実の高校に進んだ友達がいて私の事を訊ねたらしい。
すると、その時点では覚えてくれていたようだ。
まあ、それもすでに25年以上前の話なので、今じゃまったく覚えてないだろうけどね。

東京選挙区で復活当選したのは与謝野馨や小池百合子など4人だけ。
閣僚経験者や深谷隆司と言った大物まで救済されずに落選しているのだから、大したものである。


さて、昨夜の段階で民主300議席超えと言う話になっていたが、これほど大勝するとは思わなかった。
安定多数どころの話じゃない。
こうなると見た目だけ連立の形式をとる方が、むしろウソ臭く思えてしまう。

それにしても小沢一郎ってぇのは、本当に大したものだ。
今回は彼の選挙での手腕をイヤというほど見せ付けられた。

一番すごかったのは、もちろん東京12区。
たった数年の落下傘候補青木愛で、太田昭宏を負かしてしまった。
しかも東京12区は共産党が独自候補を立てているので、「対太田」票が分散しているにもかかわらず、だ。
ちなみに、太田昭宏の得票数は108,679票、前回が約11万票らしいのであまり差がない。
そこはそれ公明党の候補という感じだが、小沢一郎は投票率が上がって浮動票を獲得すれば、太田票を上回れると読んで青木愛を送り込んだのだろう。
ちなみに、おそらく兵庫8区も同様の読みで、直前に田中康夫に立候補を依頼したのだと思う。

ただこの小沢一郎、また「壊し屋」の虫がうずいているらしい。

昨日の日記でも書いたが、民主党は外交などの政策をどうするのかと思っていたら、今朝の新聞のコラムではどうやら小沢一郎は自民党の議員を巻き込んで、さらなる政界再編を目論んでいるようだ。

自民の反発勢力を取り込んで、完全に自民を分裂させるつもりなのかもしれない。
ただ、まずは民主党内の派閥間の折り合いをどう付けるかが問題だ。
小沢一郎自身は横路グループとも合意をしているようだけど、党内派閥の調整がつかないところに自民の勢力を取り込んじゃえば、政界再編が進むのは必至(ちなみに横路さんは高校の先輩だ)。

今回大量に誕生した一年生議員は、混乱に巻き込まれてとまどうだろうなぁ。
下手すりゃいきなり党が割れちゃうかもしれないんだからね。

七奉行の分裂から始まったとも言える政界再編、気づけばまだ現役の3人は全員民主党だ。
人数が多くなれば派閥が生まれ、結局民主党でも同じ権力争いが繰り広げられるかもしれない。
やっぱり、ちょっと民主党は大勝しすぎたか。
単独過半数くらいがちょうどよかったのかもしれない。

民主党大勝の勢いに飲まれず、平君がなんとか当選したことだけがせめてもの救いか。





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by ksato1 | 2009-08-31 23:23 | 日記 | Comments(0)

衆議院選挙

雨が上がるのを待って、カミサンと投票に。
16時過ぎで投票率は40%に届いていなかった。
天気のせいか、意外と低調だ。
もっとも、投票所の数値には期日前投票をしている人の数は入ってないと思うので、実際にはもっと高い投票率なのかもしれないけど。

大方の見通しでは、明日から民主党が与党になる。
これで日本が変わるかと言うと、たぶん変わらないし変わって欲しくない。
民主党が日本を変えて自民党と異なる事を始めようとしたら、短くて「暗黒の3年」、長けりゃまた「失われた10年」の再来だ。

先週の日曜日の夜、NHKで各党幹部による討論会が行われた。
民主党は後1週間で政権を手中にする事が見えているのに、細かい政策がまったく整備されていない。
一番わかりやすいのが、間近に迫る「インド洋派兵」の問題だ。
自民党からこれについて「どう考えるのか」と質問されると、この期に及んで「非常にナーバスな問題なのでしっかり議論したうえで結論を出したい」と答えていた。
さすがにこれには、社民党と共産党の幹部からも失笑が漏れた。
両党から「もう来週にも与党になろうとしているのに、さすがにそれじゃマズいんじゃないですか」と、ハッキリ言われてしまう。

民主党は耳触りのいい公約を並べてはいるが、実現性については疑問符が付くものも多い。
だから政権を取ったら、整合性の合わない部分はのらりくらりとかわすつもりでいるのだろう。
「インド洋派兵」についてはその顕著たる例で、この後の日米外交の情勢を見て決定するつもりなのだ。
安保を含めた外交問題は今回の選挙の焦点にはなっていないので、選挙前にはできるだけハッキリした見通しを宣言しないようにしている。
そしてこれ自体、今までの自民党とどこが違うのだろうか?

元々、1年前に選挙対策として総理に推された麻生太郎だが、リーマンショックで解散のタイミングを逸し、その後サミット出席に固執したためズルズルと支持率を下げ続け、最後は逆ギレで総理のイスにしがみついた。
こんな人を担ぎ出すいい加減な人事をした自民党は、そのツケを払わざるを得ないだろう。
しかしその結果として、帳尻合わせが国民に回ってくるのは避けてもらいたい。

もろ手を挙げて自民党を支持するわけではないが、自民党の政策は日本の経済状況に合わせたものであった。
いや、自民党の政策ではなく官僚の考えた政策と言う方がわかりやすいか。
つまりは「ビューロクラシー」だ。

行政主導で始まり、年度の予算に合わせて動く経済は、終身雇用制を確立した。
年度の売り上げを見通したうえで、企業は次年度雇用計画を立てる。
終身雇用を約束された雇用者は、退職金をあてにして住宅を手に入れる事ができた。
アメリカからの外圧により、昨今この構図は崩れつつあるものの、安定した雇用を確保するのであれば、この年度予算で動く経済を大きく転換する事はできない。
週給制で、ある日突然レイオフされその日のうちに荷物を片付けて会社を去るアメリカとは、そもそも雇用形態が異なるのだ。
そして雇用形態が異なれば、生活様式も異なることになる。
いい意味でも悪い意味でも土地にしがみついて生きる農耕民族の日本人は、アメリカ式に生活様式を転換する事は不可能だろう。

ちなみに行政主導による安定雇用や健康保険などのシステムは、ルーズベルトの側近が考案し、あまりにも過激な考え方のためアメリカ本国では実施できず、戦後の日本で実験的に導入されたシステムであるとも聞く。

これまでは経済のスタートは、いわゆる「ハコモノ行政」だった。
ただ、これはこれで意味があった。
少なくとも昭和50年代までは、日本各地で様々な施設が不足していた。
小学校のトイレが水洗になり、近くに保健所や病院や図書館が建てば、住民は嬉しかったに違いない。
昭和40年代、自分の家の前の道路が舗装されたとき、近所の人は「便利になった」と喜んだ。
地方ではなく、東京の端とは言え立派な23区、江戸川区の話である。
かつては必要性があったのだから、その時代の「ハコモノ行政」を批判するのは間違いなのだ。

ところが平成の世の中となり、こういう「建設業的」な行政は重要度が著しく低くなった。
日本各地に施設がだいたい行きわたったためだ。
なので、予算をどういう方向に使うかは議論が必要だが、行政主導による経済建て直しは決して間違いではない。
そういう意味では、昭和時代の省庁と族議員の悪しきつながりを分断する省庁再編も、意味があったんだと思う。

もちろん民主党もそのあたりは分かっているから、すでに霞ヶ関筋の官僚と水面下で、具体論の下打ち合わせをしていると言う。
それならそれで安心だが、「刺客」と言う名の落下傘候補が勘違いをして、余計なダンスを踊らないかがやや心配でもある。

景気回復には国際経済が大きく関与し、そのあたりは疎いのでどうしたら実効的な施策になるのかはよくわからない。
しかしこれだけ大騒ぎして選挙をしたのだから、民主党には変な方向に進まずに、きちんとした政策で景気回復に向かうよう頑張ってほしい。





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by ksato1 | 2009-08-30 18:55 | 日記 | Comments(0)

農作物は奥が深い!~地這いキュウリとそうめんかぼちゃ

本日は母親の命日。
兄家族とともに墓参りに行った。
いやー、暑かった―。

その後は母親の妹、つまり叔母の家に挨拶に。
早くに両親を亡くし、50歳前に兄を亡くした母にとって、晩年はこの叔母が唯一の肉親であった(我々家族もいたけど)。
で、母と仲の良かった叔母宅には子どもの頃からよく遊びに行っていたのだが、ここのところすっかりご無沙汰で私は5年ぶりくらいの訪問となった。
13年前に結婚の挨拶に行ったとき、まだ5歳だった従兄の子どもが高校3年生だって。
月日が経つのは早いものだ・・・。

それはそれとして、今日は農産物について2つほど勉強になった。
まずは「地這い胡瓜」。

かつて叔母の家の前には、竹炭を焼く小屋があった。
一時期はブームでそこそこ売れたらしいが、最近はさっぱりなので小屋を潰して畑に戻していた。
畑と言っても出荷用の農産物は別で栽培しており、家の前は家族で食べるものを栽培している。

a0003588_04373.jpgタバコを吸いに行った兄が畑を見学して戻ってきた。
「叔母さん、畑の手前で栽培しているのはなんですか?」
「ああ、あれはキュウリ」
「えっ? 棚じゃなくて地面に生るキュウリってあるんですか?」
「そう、棚に生るのは春のキュウリで、夏は地面に生る『地這いキュウリ』なのよ」

「地這いキュウリ」?

40余年生きてきて初めて聞いた。
って言うか、小学校の教員やっている兄夫婦も知らなかったようだ。
もちろんカミサンも知らなかった。

で、帰る時に畑を見ると、たしかに棚じゃなくて地面で生ってるよ。

そして帰宅して調べたら、なんとこの「地這いキュウリ」こそが本来のキュウリの姿なんだって!


●地這い胡瓜
http://noguchiseed.com/yasai/Spring/jihai_kyuuri.html



棚で栽培するのは、ビニールハウス用に開発された栽培方法だとか。
ひょえーっ!
てっきりキュウリって棚で栽培するのが正道だと思ってたよ、この年まで。


そしてもう一つが「そうめんかぼちゃ」。

兄の質問が続く。
「じゃあ、あっち側の、デカい瓜みたいのはなんですか?」
「ああ、あれ? あれは『そうめんかぼちゃ』」

a0003588_05420.jpgもう「そうめんかぼちゃ」と言うネーミングでインパクトは十分だ。

「茹でるだけでそうめんみたいにほぐれるのよ」と言う叔母に続き、「上に掛けるタレを工夫するとすごく美味しいよ」と叔父が教えてくれた。

さっそく茹でてもらって食してみた。
たしかに茹でただけでほぐれている。
これ自体に味は無く、「かぼちゃ」と言うよりは食感も含めて、ちょうど刺身のツマの大根に近い感じだ。
なのでポン酢やらゴマだれを付けて食べるととても美味しい。

畑に生っている写真は撮ったが、残念ながら茹であがった写真を撮るのを忘れてしまった。
ただこちらも帰宅して調べたら、画像も含めていろいろと引っかかってきた。


●そうめんかぼちゃ(Y!画像検索)
http://image-search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%81%E3%82%93%E3%81%8B%E3%81%BC%E3%81%A1%E3%82%83


●キンシウリ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%AA



正式名は「キンシウリ」で、意外とメジャーなんだね。

ちなみにこの「そうめんかぼちゃ」は、一緒に食事をしていた従兄の子ども(叔母からすれば孫)も、「初めて見た~」と言っていた。
孫も食べた事がないくらいで、それほど多くは栽培してないようなのだが、お土産に1個もらってきちゃったよ、バカでかいナス5本と一緒に。
叔母さん、ありがとうございます。

それにしても農産物って奥が深い!

手間もかかるんでなかなか簡単にはできないと思うけど、リタイア後に家庭菜園にハマっている人が多いのもうなづける。
ちなみにカミサンの実家も、義父がリタイア後は庭が農園と化している。
この夏は毎日キュウリが20本くらいずつ収穫できたとか。

でも、やっぱり農作物を栽培するっていろいろな意味で重要だ。
ここ数年はグリーンカーテンでゴーヤの栽培も流行っているが、いっその事少子化で廃校になった学校なんかは全部農園にして希望者に1年単位で貸し出し、もっともっと街中に緑を増やした方がいいんじゃないかと思う。
誰も損しないし。
野菜の自給が上がると購買が減って農家が損するか。
いや、それくらいじゃほとんど影響ないでしょ、大量購入する外食産業もあるんだから。

※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください


●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
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by ksato1 | 2009-08-30 00:05 | 日記 | Comments(0)

「G.I.ジョー」

予告編を観て「なかなか迫力満点だなぁ、これは観てみるか」と思っていたのだが、この手の映画にしては珍しく「ハリポタ」の時に一緒に予告編を観ていたカミサンも観たがったので、先週末の深夜一緒に観に行く。
カミサンは半分は、イ・ビョンホン目的だったようだが(^_^;;

で、内容はと言うと、とても面白い。
例えるならば、子どもの頃適当に遊んでいたオモチャをゴージャスにして与えてもらい、「このオモチャ、こんな面白かったんだ」と感動する感じか。

正確には私は「G.I.ジョー」世代ではなく、友達が兄弟から譲り受けたG.I.ジョーのフィギュア(というか人形)を見せてもらったくらい。
稼働する手足をガチャガチャ動かして遊んだ記憶はあるが、それほど思い入れはなかった。
その頃流行っていた超合金ロボットやジャンボマシンダーに比べると、ギミックもやや面白味に欠けたしね。
自分自身が親にねだった事は、もちろんない。

その後学生時代に、やたら「ゴー、G.I.ジョー!」と叫ぶアニメを数回見たが、これも大して面白いとは思わなかった。

でも、映画版「G.I.ジョー」は面白かった。

とにかくアクションシーンが迫力満点だ。
常に黒装束のスネークアイ vs 白装束のストームシャドウなど、対決の構図もわかりやすい。
まあ、ストーリーはあんまり期待できないか、と思いきや、それなりに伏線貼ってメリハリを付けていて悪くない。
もちろん「無理」な設定はここそこにあるんだけどね。
それでもこの手アクション映画としては、むしろきちんとストーリーも作っている方ではないだろうか?

映画版の「G.I.ジョー」は米軍兵ではない。
国際的テロ組織に立ち向かう、多国籍による秘密組織になっている。
設定としては、「007」シリーズに近いと書いた方がわかりやすいか。
秘密兵器や基地も妙にスタイリッシュではなく「いかにも」という感じで、逆に子どもの頃を思い出して興奮してしまった。

女性ファンにはイ・ビョンホンがおススメ。
なかなか激しいアクションをこなしており、彼のファンなら必見の映画だ。

かなり楽しい映画なのに、日本じゃイマイチ話題になっていないのが残念。
夏休みに観るにはもってこいだと思ったけどなぁ・・・。

唯一の不満は、完全に続編を作る終わり方にしているところ。
作るならとっとと作っちゃってよ、早く観たいじゃん。


63.G.I.ジョー





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by ksato1 | 2009-08-28 20:43 | 映画 | Comments(0)

「ディア・ドクター」

朝起きた時は背中の痛みがぶり返すが、なぜか時間が経つにしたがってだんだん痛みが引いてくる。
普通逆じゃない?

それはそれとして、一昨日に引き続き先週観た映画。
2本目は「ディア・ドクター」だ。

「ゆれる」の西川美和監督作品である。
相変わらずこの監督は、「家族の距離感」を絶妙に描く。

鶴瓶演ずる僻地勤務の医者伊野は、村民から絶大な信頼を得ている。
そこに研修医として外車に乗るボンボンの相馬(瑛太)がやってくる。
地域に根差す医療を展開する伊野に、相馬は医者としてのあるべき姿を見出す。

物語は伊野が突然失踪し、警察が調査に来たところからスタートする。
調査のシーンから相馬が赴任する場面に戻り、伊野が疾走するまでの物語が展開されるのだが、途中途中ではめ込まれる捜査のシーンがとてもうまく機能している。

そしてこの物語のキモは、前述したが「家族の距離感」だ。
僻地医療や高齢化などの問題のように見えて、実は「家族」の関係について問いかけている。
ましてや善とか悪などがテーマではない。

メインはかづ子(八千草薫)とその娘である医師のりつ子(井川遥)、そして姉二人を含む家族関係。
上の娘二人はすでに嫁いでおり、子どもを連れて帰省しても母に甘えるばかり。
姉二人は結婚もせず医師を続けるりつ子を羨み、りつ子はそんな姉二人を疎んじている。
連れ添いに先立たれ田舎で一人暮らしを続ける母は、健康に不安があっても娘3人の誰を頼る事もできない。

村で看護師を続ける朱美(余貴美子)は、離婚歴があり男の子を抱えている。
親子関係は良好だ。

相馬の父親はいわゆる「開業医」で、羽振りがいいようだ。
しかし伊野を見ているうちに、相馬は父親の行為を否定するようになる。

伊野自身も含めて、細かい描写で親子関係を表現し、それが見事に絡み合ってくる。
ラストは唯一本編とはまったく関係のなかった、斎門(香川照之)の家族までチラッと出てくる。

そして伊野、朱美、斎門の3人は、あたかも疑似家族のようだ。
お互いの事をわかり合い、信頼し合っている。
そこに後から加わる、何も知らない相馬のポジションもいい。

物語の語り部となるのは、伊野失踪の捜査を続ける波多野(松重豊)だ。
波多野は常に冷静に現状を調査する。
そして伊野以外の主要キャストに聞き込みをするシーンの迫力がすごい。
朱美と斎門の強い意志、相馬の戸惑いがビンビンと伝わってくる。

個々の役者の演技力もさることながら、キャスティングと脚本、そして監督の力量によるところが大きい作品だ。
ラストはやや甘くなったかな、と言う気がしないでもないが、ほぼ非の打ちどころがない作品と言えるだろう。

62.ディア・ドクター





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by ksato1 | 2009-08-27 19:31 | 映画 | Comments(0)

胃炎

どうにもこうにも痛みが引かないので、昨日は早目に会社を出て近所の病院に行くつもりだった。
その病院は受付が6時までだが、いつも混んでいてだいたい最後の患者は7時近くになるので、カミサンに受け付けだけしてもらって最後に滑り込むつもりだった。

が。

昨日に限って患者が少なく、6時過ぎに会社を出た直後に携帯に「何時頃来院できますか?」と電話が入る。
「(本当は40分以上かかるけど)あと30分くらいで」と答えると「・・・、ウチ、6時までなんですけど」と言われたのでやむなく諦める。
そのまま帰宅して食事をし、8時過ぎに就寝。
今朝はラジオ体操に行く子どもの音で6時前に起こされるが、それでもたっぷり10時間近く寝る。

休養十分、さあ、これで治ったかと思ったら、甘かった・・・。
相変わらず背中が痛み、体を少し前方に傾けるとビリビリ響く。
仕方がないので朝イチで昨日締め出された病院へ。

診察を受けると「尿にも異常は出てないようですし、たぶん胃炎ですね。できればしばらく会社を休んで静養した方がいいのですが」と言われる。
「会社休めません」と言うと「医者から『インフルエンザです』と言われました、って言っても休めませんか?」と言われた。
気を遣っていただくのも有難いが、本当に会社にそんな電話をしたら、おそらくフロア中の社員が検査を受けなければならず、席の周りも消毒薬散布しまくりになるだろう。
そんな大事にはできないので「ムリです」と答えると、「わかりました。胃炎であればこの薬で必ず治ります。それで痛みが引かないようなら、別の病気の可能性がありますから再検査しましょう」との返事だった。

「胃炎でこんな痛みになるのかなぁ・・・」と思いつつ、もらった薬をすぐに飲みそのまま会社へ。

すると時間を追うごとにみるみる痛みが引いて行ったよ!

おおっ、お医者さんってすげーーーーーっ!

ところで今から10年以上前にも、過労で喉がとんでもなく腫れた事があったが、この時も現代医学の素晴らしさに感動した。

どれくらい腫れたかと言うと、鏡の前で口を開けて覗きこむと喉が膿で真っ白になっているのが自分でもわかるほど。
そのうち口を開けるのも痛くて、しゃべれなくなってきた。
もちろん喉が痛いので食事もまともにできない。

さすがにちょっとヤバいかなと思って大きな都立病院の耳鼻咽喉科に行くと、「これはすごい腫れですねー」と医者に喜ばれた。
なぜ喜ばれたのかは点滴中にわかったのだけど、大きな都立病医であるが、患者はお年寄りがとても多い。
耳が聞こえづらいという人がほとんどで、カーテン越しに医者の応対の様子を聞いていると、どうも病気なのかどうかも微妙みたいだ。

(医者がやや大きな声で)「耳の中とか外とか痛みますか?」
「ええ? ああ、痛みはないですねー」
「では、お年ですし若干耳が聞こえづらくなってるかもしれませんねー」
「ええ? ああ、そうかもしれませんねー」

まあだいたいこんな感じ。

そういう日常の中、なかなかお目にかかれないくらいに喉を腫らした患者が来たのだから、医者もちょっと嬉しかったのかもしれない。
「ちょっとちょっと」と周りの看護婦やら研修医を呼んで、私の喉を見せていた。

喉の腫れ以外は熱もなかったのだが、看護婦さんに腕をひかれ背中をさすられながら点滴を打ちにベッドへ。
およそ2時間ほど抗生物質を点滴した。
開始から30分くらいすると、喉が少しずつ楽になり始める。
約1時間後、一袋目が終了するあたりで痛みがほぼ引いた。

点滴終了後、医師に「どうですか」と聞かれると、普通に「大丈夫」ですと答えられる。
処置室を出てすぐにトイレに行って鏡をのぞき込むと、喉はピンクで白い部分がほとんどないよ!
この時も本当に「現代医学って素晴らしいー!」って思ったね。

今回もそれと同じくらいの感動かな。

一昨年謎の腹痛で入院した時も点滴でよくなったけど、あれは復活するのに5日以上かかったからなぁ。
あんまり感動はなかったなぁ。

ただ背中の痛みはなくなったのだが、今度は左目の目尻がかなり痛みだした。
いい年して「ものもらい」か・・・。
過労で抵抗力が下がっているのかもしれない。

やだやだ、年は取りたくないねー(>_<)




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by ksato1 | 2009-08-26 22:49 | 日記 | Comments(0)

「山形スクリーム」

あいかわらず背中が痛い・・・。
それはそれとして、夏休みの家族サービスも終了で、先週は久しぶりに映画に行く。
まずは「サマーウォーズ」を観に新宿へ。
と思ったら、すでに満席だって、上映30分以上前なのに。
この作品そんなに人気?

仕方がないので慌てて渋谷に行き、駆け込みで「山形スクリーム」を観る。

内容はハッキリ言ってメチャクチャ。
春先の「罪とか罰とか」に続き、今度もこういうメチャクチャなコメディ作品に主演するなんて、成海璃子の事務所は何考えているんだろう、いったい・・・。
本人がかなり太ってきたんで、コメディエンヌに転身を目論んでいるか?
んなわきゃないか。

話を戻すが、映画の内容はメチャクチャだ。
ストーリーの整合性などはまるでなく、さらに映画全体に「予算がありませんでした」感が漂っている。
ひょっとしたら、そのあたりも狙いなのかもしれないが、正直上滑りしている。
ストーリーのメチャクチャ加減で言えば、むしろ「罪とか罰とか」の方が突き抜けていてテンションが高く。笑えるという点でも「罪とか罰とか」の方が上だろう。

でも、なぜかこの作品も最後まで観入ってしまった。
理由はよくわからないが、ひょっとしたらキャスティングの妙と出演者の演技力なのかもしれない。

女子高の歴史研究会が山形のひなびた山村に合宿に行き、復活した落ち武者の亡霊に追いかけまわされる。
この亡霊を封じ込める呪文は、左卜全の「老人と子供のポルカ」だ。

亡霊の親玉が沢村一樹で、それを裏切るお調子者が竹中直人本人。
成海璃子の友人、波瑠、紗綾、桐谷美玲の3人は知らなかったが、演技はなかなか上手かった。
いや、紗綾だけはグラビアで知ってたけど、こんな演技ができるとは思わなかった。
引率の教師のマイコ、理髪師のAKIRAの演技も悪くない。

いろいろと考えると、出演者の演技力がよかっただけに、逆にストーリーの中途半端な部分が目立ってしまったのか。

ただ竹中直人に申し訳ないが、作品としては大したことないと思う。
竹中直人の監督作品で言えば、随分前に観た「無能の人」や最近の「サヨナラCOLOR」はすごく好きなんだけれどね。
それと私は未見なので確かな事は言えないが、ひょっとしたら「シャイニング」を観ていれば笑えるのかもしれない。
いずれにしろ、出演者やスタッフに特に思い入れがある人以外は、あまりおススメできないかも。

61.山形スクリーム




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by ksato1 | 2009-08-25 19:23 | 映画 | Comments(0)

背筋痛

土曜日から背中が痛み出した。
背筋痛だ。
ハイキングだったら嬉しいが、背筋痛は嬉しくない。

最初は、背中の肋骨の内側辺りが動くたびにビクンビクン響く感じだったが、だんだん痛みが広がってきて、今は肩甲骨と腰の間全体。
痛みが広がった分響く感じは治まってきたが、どうにもこうにも痛くて仕事中も脂汗が流れてくる。
痛い背筋を庇っているためか、腹筋まで痛くなってきた。

ひょっとして筋肉や筋ではなく内臓が原因かとも思ったが、熱が出ないのでおそらくそちらは大丈夫そうだ。

カミサンや子ども、マッサージ器でかなり揉み解してもなかなか治らない。
「揉み戻し」が来ているのなら、明日になれば楽になるんだろうけどなぁ。

部位は異なるが、3年前のギックリ腰に若干似てるかも。




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by ksato1 | 2009-08-24 17:04 | 日記 | Comments(0)

夏の終わりの正面衝突

a0003588_14501287.jpg昨夜、マンションの地下駐車場で発見した。

セミも頭から車に突っ込んでいるので、完全な正面衝突だ。

それもセミのメリ込み方、様子からすると、停止中ではなく走行中の事故だったことが推測される。

そういえば今から20年くらい前、以前乗っていた車で関越道をカッ飛ばして(ここには書けないスピードで)新潟から東京に戻ったとき、翌朝車を見たら前面にビッシリ蛾やらバッタがこびり付いていたことがあった。
フロントガラスにも虫が当たっていることに気づいてはいたんだけど、ヘッドライトやバンパーなんかはとんでもない事になっていた。
洗剤使ってゴシゴシ洗っても全部落とすのに2時間くらいかかったかな。
その時はセミは貼りついてなかったけど、おそらく何匹かはぶつかっていたんだろう。

a0003588_14513541.jpg写真の車は偶然セミに突っ込まれた感じで、むしろ被害者のようにも思えるけど、私の場合はやっぱりちょっとスピード出し過ぎだったよなぁ・・・。
セミはともかく光に集まってくる虫もいるわけで、フロントガラスに大きな虫が当たったら事故にもなりかねないし、夏場の運転はやっぱり注意が必要か。
もうあの頃のようにスピード出すこともないと思うけど。





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by ksato1 | 2009-08-23 14:52 | 日記 | Comments(0)

小学校での予防接種復活希望

【国がワクチンを一括買い上げへ】
http://www.excite.co.jp/News/society/20090821/20090822M40.105.html




こういう状況だから、当然と言えば当然だろう。

我が家では、ここ数年子どもが小学校でインフルエンザをもらってきて大騒ぎになるため、毎年予防接種をしている。
ある年などはカミサンの実家にも菌をバラ撒いちゃって、義父を病院送りにしてしまった事もあった・・・。

接種費用は病院によって異なり、だいたい2500~5000円くらい。
しかも2回接種する必要がある(理由はよくわからないが、A型用とB型用の2回か?)

5人の我が家は、2500円でも全員が2回接種したら25000円ですよ!
しかも接種したからって100%予防できるわけではないらしいし(違う型が流行る場合があるらしいので)。
そういう訳で、親は毎年1回だけの接種。
後は手洗いうがいを励行して乗り切る。

毎年病院に予防接種の通知が貼られると、ママ友間ですごい情報交換メールが飛び交い、安い病院はあっという間に終了してしまう。
そういう「消費者の努力」もあってか、ここ数年は全体の価格もやや下がってきてるんだけど。

ただ今年は違うだろうなぁ。
予防接種に人が殺到して、売り手市場になる事が目に見えている。
だから国が管理すると言うのも当然だろう。

できれば期間を区切り、まず未就学児と65歳以上は●月●日まで優先接種、その後義務教育は学校で、という手順が理想かな。

しかしいつも思うのだが、小学校でのインフルエンザ予防接種を無くした事が、そもそもこういう事態を起こしているのではないか。
小学校の予防接種がなくなったので、インフルエンザワクチンを生産するメーカーが国内では1社になってしまったらしい。
足りない分は輸入で賄っている。
しかし小学校で毎年接種をすることになれば、子どもの数は毎年減っているとはいえある程度の数量は読めるので、少なくとも毎年子どもの数だけの生産は国内で行えばよい事になる。

私が子どもの頃は、毎年幼稚園と小学校でインフルエンザの予防接種があった。
幼稚園のころなんて、注射が怖くてストーブの裏に隠れていたところを先生に見つかり、ネコの子のように襟首を掴まれて医者の前に座らされた記憶があるけどね。

どうも'60~'70年代の予防接種禍が原因で、小学校のインフルエンザが取りやめになったようだ。
インフルエンザだけでなく、同じ注射針を使ったり、きちんと問診をしないでいろいろな予防接種をした結果、肝炎などの被害にあった人が数多く出たため、小学校での予防接種も取りやめた。

ただ、衛生上や問診の問題なら、21世紀の今ならクリアできると思うけどね。
子どもの数が減っているのだから、コスト面でも下がっていると思うし。

それでも実施をしないと言うのは、やっぱり「それ」で儲けている人たちがいるからか。
そういえば、花粉症対策として杉の花粉を飛ばさない実験も、いつの間にか聞かなくなったしなぁ・・・。





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by ksato1 | 2009-08-22 12:02 | 日記 | Comments(0)