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「さらばあぶない刑事」

TVシリーズも見ていなかったので最初はまったくのノーマークだったが、友人が絶賛しているのを聞いて観に行く事にした。
そして、ほぼ下知識がなくても十分楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっていた。
シリーズについてほとんど知識のない私が観てもこれだけ堪能できたのだから、シリーズからのファンなら涙物だろう。

かつて横浜でブイブイ言わしていた鷹山(舘ひろし)と大下(柴田恭兵)のコンビも、いよいよ定年まで残すところあと数日となっていた。
上司となった課長の町田(仲村トオル)は、何事もなく定年退職の日を迎えてもらいと心から祈っていたが、この二人に限ってそんな事などあり得ない。
刑事人生の集大成として、最後の獲物の闘竜会を潰す事を目論んでいた。
首尾よく闘竜会が仕切るブラックマーケットに踏み込み、逃げる幹部の伊能を逮捕しようと追いかけるのだが、謎のバイクの男に邪魔されてしまう。
そしてその翌日、伊能が死体で発見された。

闘竜会はロシア、中国マフィアたちの間に入ってバランスを保ち、伊能は事実上横浜を仕切っていたはずだった。
伊能の死を不審に思った二人は、何が起こっているのか調べようとする。
そして実際に、横浜のブラックマーケットのパワーバランスは崩れかけていた。
中南米を拠点とする犯罪組織BOBが横浜を狙い、先兵としてガルシア(吉川晃司)とディーノ(夕輝壽太)を送りこんできていたのだ。

やり手のガルシアとディーノにより、横浜はあっという間にBOBに席巻されてしまう。
だがそんな状況を、鷹山と大下が黙って見ているはずはなかった。
自分たちに残された日数内で横浜を守るためにBOB潰しをたくらむ。
しかしそんな鷹山と大下の動きを封じるため、ガルシアは鷹山の婚約者夏海(菜々緒)を拉致するのだった。

ストーリーは単純明快だ。
だが、それはアクションを際立たせるために、わざとストーリーをわかりやすくしているのだろう。
TVシリーズは、たまたまチャンネルを合わせたくらいのつまみ食い的にしか見ていないのだが、それでもこの映画はワクワクさせてくれた。
舘ひろしも柴田恭兵も、これでラストにするには惜しいほどの動きである。
特に舘ひろしのバイクアクションは素晴らしいの一言。
あの年齢でもまだ、疾走するバイクからショットガンを撃ちまくっている。

そしてさらに、ガルシア役の吉川晃司が素晴らしかった。
「下町ロケット」でも渋い演技を見せていたが、今回は一転してアクションを見せまくってくれる。
クライマックスの、舘ひろしと吉川晃司のバイクバトルだけでも見る価値十分だ。

監督は、かつて東映で松田優作とゴールデンコンビであった村川透。
そのあたりも、私的には違和感なく観る事ができたのかもしれない。
遠い昔、「遊戯シリーズ」「蘇える金狼」「野獣死すべし」で心をアツくした人ならば、シリーズを知らなくともぜひ押さえておきたい作品だ。


16.さらばあぶない刑事


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by ksato1 | 2016-03-04 07:31 | 日記 | Comments(0)

ナイスなギンレイの2本

今回のギンレイは素晴らしい2本だった。
こういう上映があるから、ギンレイの年間会員はなかなかやめられない。

まずは「6才のボクが、大人になるまで。」。

先に観た友人が「日本で言えば『北の国から』」的な事を言っていたのだが、まさにその通りである。
主人公は6歳のメイソンJr.、メイソンの姉サマンサ、母オリヴィア、父メイソンである。
両親はすでに離婚をしていて、オリヴィアが一人でメイソンJr.とサマンサを育てていた。
父メイソンは各地を放浪しており、時折子どもたちに会いに来る程度で、一人で子育てをしていたオリヴィアは、生まれ故郷のヒューストンで大学に戻る事にした。

その後オリヴィアは再婚し、相手の連れ子としてメイソンJr.、サマンサとそれぞれ同じ年頃の男女が家族になる。
しかし再婚相手のビルはアル中のうえ酒乱、耐えかねたオリヴィアはメイソンJr.とサマンサを連れて家を出た。
3人はオリヴィアの友人の家に住むが、しばらくしてオリヴィアは3人目の夫ジムと再々婚する。
ジムは学費を稼ぐために米軍に志願し、退官直後に起きた9.11事件のあとすぐに軍に復帰、イラク派兵にも参加した勇敢な男だった。
しかし実生活ではあまり機能せず、中古の家を購入しても修繕に関してはオリヴィアがすべて担当、オリヴィアにかかる負担は大きかった。
少しずつジムとオリヴィアの溝が大きくなり、やがてジムは家を出て行った。

古い大きな家に3人が残るが、サマンサ、そしてメイソンJr.が大学に入学する事になり、オリヴィアは家を売り一人で住む小さな部屋に引っ越す。
この間メイソンはアニーと再婚し、メイソンJr.とサマンサの弟が生まれていた。

ストーリーは、メイソンJr.が6歳から18歳になるまでの12年間を3時間弱に収めている。
離婚、再婚、学校生活が主なテーマで、オリヴィアの2番目の夫がアル中で酒乱という事意外、大きな事件もない。
それでも、なぜかストーリーに引き込まれてしまった。

N.Y.やロスなどの大都市ではなく、テキサスやヒューストンという地方都市が舞台だからかもしれない。
アメリカで暮らした事はないが、おそらく典型的なアメリカ人の日常をテンポ良く描いているところが共感できるのではないだろうか。
登場人物のセリフも、芝居がかったセリフは無い。
本当にどこにでもあるセリフばかりである。
しかしその事が作品にリアリティを持たせ、メイソンJr.とサマンサがどう成長していくのか、気になって仕方がなくなる。

撮影期間は12年間、上映時間は3時間弱だが、撮影したフィルムは何百時間分にもなるのではないか。
その中には、オリヴィアが家を出る時に残してきたビルの連れ子2人の後日談もあったのかもしれない。
だが、可能な限り枝葉のストーリーを削ぎ落しているのでダラダラ感もない。

ひょっとすると、子を持つ親とそうではない人では、この映画に対する印象は異なるかもしれない。
だが、少なくとも子どもを持つ親目線で観た場合、かなりの完成度の高い映画であると言えるだろう。

そして続く「博士と彼女のセオリー」は、「6才のボクが、大人になるまで。」が霞んでしまうほどの良作であった。

「車椅子の天才」と言えば、いまや誰でもスティーヴン・ホーキング博士を思い浮かべるだろう。
だが彼がいつ病気になり、家族はいるのかについて、知る人は多くないのではないだろうか。
少なくとも私は知らなかった。
てっきり、ホーキング博士の病気は先天性のもので、子どものころから車椅子生活なのかと思っていた。

スティーヴン・ホーキングは、学生時代から物理学分野について非凡な才能を発揮していた。
オックスフォード大学ではあまり評価されなかったが、大学院のケンブリッジではその才能を高く評価された。
そしてそのケンブリッジで最初の妻ジェーンと出会い、恋に落ちる。
だが彼女と出会うのと同時期に、ホーキングはASLを発症してしまうのだった。
余命2年を宣告された彼を支えたのがジェーンで、ふたりはホーキングの病気を知りながら結婚する。

ホーキングは徐々に体の自由を奪われていくが、ジェーンの献身的な介護もあり研究を続けていた。
さらに二人は一男一女を授かる。
だが、自分で移動ができないホーキングと、幼子二人を抱えるジェーンの負担は想像を絶するものがあった。
常にいらだっているジェーンを見て、敬虔なイギリス国教会徒であった彼女の母親は、教会の聖歌隊に参加するように勧める。
聖歌隊で合唱の指導をしていたのは、音楽家のジョナサンだった。
ジョナサンは1年前に愛する妻を失い、失意の底にいた。
その心の隙間を聖歌隊の指導で埋めていたのだ。
ジョナサンはホーキング一家に好意を持ち、進んで家族とホーキングの世話をするようになる。
力仕事もできるジョナサンがあたかも家族の父親のような役割となり、子どもたちもジョナサンになつき、ホーキング自身も深く感謝をしていた。
だがはたから見るとそれは、かなり異常な関係にも見えた。
そんな中、ジェーンが第三子を妊娠する。
当然周囲は、ジョナサンとの不貞の子ではないかと疑う。
ジェーンはきっぱり否定をするが、ジョナサンは家族に迷惑を掛けることを気にした。

ホーキング自身はあまりその事を気にしておらず、むしろできるだけ二人の時間を作ろうと心掛けた。
フランスでのオペラ公演に招待された事を機に、自分は飛行機でオペラを観に行くから、ジェーンと子どもたちはジョナサンと一緒にキャンプをしたうえで、車でフランスに来るように告げた。
ジェーンが飛行機嫌いであることを理由にしたものだ。
だがこのオペラ観劇で、ホーキングは発作を起こしてしまう。
喉を切開して気道を開く手術をしたため、ホーキングはその後会話ができなくなってしまった。
さすがに打ちひしがれるホーキング。
ホーキング自身もジョナサンに感謝し、介護士を雇うように周囲がすすめるのを頑なに固辞していたが、今度ばかりは介護士を雇わざるを得なくなった。
そしてジョナサンはホーキング一家とは距離を置く事になる。

新しく雇われた介護士のエレインはベテランだった。
ホーキングのして欲しい事を的確に読み取り、彼の期待通りの動きをした。
やがて、ホーキングはエレインに心を許すようになる。
最後はホーキングからジェーンに、エレインと一緒に渡米したいと告げ、二人は離婚することになった。
その後、ホーキングはイギリス女王陛下から勲章を受けることになる。
その時に同席したのは、エレインではなくすでにジョナサンと再婚していたジェーンであった。
ホーキングはエレインとも別れていたのだ。

ホーキングの研究テーマは、時間の始まりと終わりである。
時間を逆回転すれば、やがて時間の始まりに戻ると考えていたのだ。
当初は時間の始まりと終わりの存在を主張していたが、途中で自らの考えを否定するようになる。
だがホーキングは時間を逆回転し、自分の人生の始まりであるジェーンとの出会いに戻っていた。

事実を元にしている映画だが、どこまで真実に近いのかはわからない。
しかしそんな事はどうでもよくなるほど、映画としての完成度は高かった。

まず、ホーキング博士とジェーンの距離感が素晴らしい。
ホーキングはジェーンに一目ぼれするが、敬虔なイギリス国教会徒の家に生まれたジェーンは、ホーキングと最初は少し距離を取っている。
しかし彼の人柄に惹かれ、ふたりはみるみる距離を近づける。
ところが今度はホーキングの病気が発覚し、絶望したホーキングがジェーンと距離を取ろうとする。
だが献身的なジェーンがホーキングの心を開き、二人は結婚生活をスタートする。

結婚生活は見た目は順調だったが、ジェーンは少しずつ疲弊して行く。
だからと言って二人の絆が揺らぐ訳ではないのだが、ジェーンの心のよりどころとしてのジョナサンが登場する。
ジョナサン自身も心に傷を追っており、ジェーンを愛するのではなくホーキング一家に心を癒されていた。
だがやがて、ジョナサンはジェーン自信を愛してしまう。
そしてジェーンも、ジョナサンを一人の男性として頼るようになる。
そんな中、ジェーンは第三子を妊娠する。

映画では、この段階でもジェーンの貞節を肯定して描いている。
事実がどうであったのかはわからないが、映画が第三子誕生までキッチリジェーンの貞節を肯定している部分が、映画を引き締めていると思う。
ジェーンの容姿を、常に清潔感あふれる姿にまとめていた点も巧い。

ジェーンはキャンプでジョナサンのテントに向かうが、キャンプを勧めたのは誰であろうホーキングだ。
この3人には、暗黙の了解があったのだろう。
だがその時、ホーキングが発作で危篤になる。
そして神を信じるジェーンは、当然自分を責める
その後は自らの全てをホーキングに捧げようとするが、今度はホーキングが介護士に心を許すようになる。
ショックを受けるジェーンだが、ホーキングを責める事はしない。
そこには、二人の絶妙な距離感が存在していた。

その他にも、出会った当初、物理学に対してほとんど知識のなかったジェーンが、ジョナサンにホーキングの理論を説明する時は、すっかりホーキングの良き生徒になっている。
単純に介護に苦労するジェーンのシーンをダラダラ流すのではなく、セリフの行間で二人のそれまでの深い信頼を表現しているのだ。

病気を宣告された時の苦悩、介護の苦しみを誰にも理解してもらえない苦しみ、パートナー以外を愛してしまった悩み、ただでさえドラマティックなのに、それがかのホーキング博士の日常だったのかと思うと、本当に感慨深い。
映画としての完成度は非常に高いと言えるだろう。
機会があったら絶対に押さえておきたい1本である。


81.6才のボクが、大人になるまで。
82.博士と彼女のセオリー


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by ksato1 | 2015-08-25 21:46 | 日記 | Comments(0)

「She」

4月から始まったフジテレビ系のドラマ「She」が、まだ2話しか放送していないがかなり面白い。
ここのところずっとTVドラマを一生懸命録画して見ているが、この1年では特筆するほど面白い作品はほとんどなかった(撮り溜めたまままだ見ていないものも多いけど)。
昨年冬期の「福家警部補の挨拶」、春期の「BORDER」、秋期の「ごめんね青春!」がかなり面白く、夏期の「ST赤と白の捜査ファイル」がそこそこ面白かったくらいで、中には途中で見るのをやめたドラマも多かった。

今シーズンもいろいろと見ているが、前述の「She」がかなり期待できそうだ。
主演は若手実力派の松岡茉優。
「あまちゃん」で一躍有名になったが、その前にも「桐島、部活やめるってよ」で存在感を見せつけていた。
ただこの松岡茉優の凄いところは、子役からかなりドラマ、映画に出演しているのだが、そのすべてをオーディンションで勝ちとっている事。
バラエティではおぎはやぎと一緒に「オサレもん」のMCを担当し、この春からは「正直女子さんぽ」にも出演しているが、20歳とは思えない落ち着きと力量を持ち合わせている。

今回は高校が舞台で、メインキャストの7人の高校生視線でストーリーが展開する。
一つ一つのシーンをカット割りでつなぐ事は少なく、一見長回しのようにも見えるのだが、それぞれのエピソードを可能な限りテンポ良くコンパクトにつなげているので、間延び感はまったくない。
と言うか、テレビドラマとは思えないテンポでストーリーが展開する。

またエピソードが展開するごとに、その因果関係を簡潔に説明するため時間軸が自在に前後するのだが、同じアングルを用いることで視聴者もどの時間に戻ったかが容易にわかるようになっている。
1話25分の中でかなりストーリーが展開するのだが、視聴者が迷わないような工夫もされているのだ。

画面から感じる雰囲気は「桐島、部活やめるってよ」に近い。
しかし、「桐島、部活やめるってよ」はよくあるの高校生活がベースになっているのに対し、「She」はミステリー的な要素も含まれている。

クールな女子高生と思われていた松岡茉優演じる西澤涼子が、いきなり2話目にして渾身の土下座をする展開にも驚かされた。
今シーズンはこのドラマがかなり楽しませてくれそうだ。


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by ksato1 | 2015-04-29 08:50 | 日記 | Comments(0)

「元祖!大食い王決定戦~新世代最強戦~」

日曜にテレビ東京で放送された「元祖大食い王選手権」を観た。

だいたい春の女王戦、秋の大食い王戦は毎回観ているのだが、今年の春の女王戦は見逃していた。
そしたら、なんだか出場選手がガラっと変わっており、まったく知らない選手ばかりになっていた。
まあ、今までの出場者ではだいたいメンバーが固定されてきており、かつ勝負付けもほぼ済んだ感があるので番組的には新しい出場者でリフレッシュしたかったのだろう。

その中で光っていたのはやはり「もえあず」こと、もえのあずきだ。
AKBよろしく、秋葉原で活動しているアイドルグループの一員らしい。
実は、ちょっと前に私の会社の仕事もしていたので、顔と名前くらいは知っていた。
さらに、私の好きな大食いファイター三宅智子のブログにもちょくちょく登場していたので、まあそこそこ食べるんだろうなと言う印象は持っていた。

とは言え、本職はアイドルだ。
かつてSDNにも所属していた光上せあらがそこそこ健闘はしたものの、大食いファイターで名を上げた歴戦の勇者にはやはり太刀打ちできなかった。
なので、もえあずもやっぱりそんな感じで「番組の華」的存在なんだろうと思っていた。
だが実際にはかなりの実力者だった。

春の女王戦では3位だったが、今回はその時に負けた女王の服部理沙と2位の桝渕祥与を決勝前に撃破して雪辱を果たした。
しかも、準々決勝のエビ対決では堂々の1位通過。
準決勝も2位で通過している。
決勝では新チャンピオンの渡邉康仁に敗れたものの、スコールと言う最悪のコンディションの中かなり頑張っていた。
もちろんアイドルとしての自分の立ち位置も決して忘れずに振る舞っており、スター性という意味ではかなり有望である。

優勝の渡邉康仁は謎の人物だ。
そもそも前回優勝の復活キング山本や、ここ数年かなりの強さを見せた木下がなぜ出場してないのか気になったが、この渡邉もひょうひょうとしながら勝ち上がると言うなかなかいいキャラクターなので、テレビ番組的にはきちんとまとまっていた。
山本はもう出演しないかもしれないが、木下との闘いは見てみたい気がする。

その他では、春は5位で今回3位だった「ゆりもり」こと石関友梨もなかなかの有望株だ。
メイクアーティストとの事だが、若干キャバっぽい部分はあるものの美しい見た目に秘めたド根性は、大食い番組としてはかなりありがたいキャラである。
そういう意味では、4位の桝渕祥与も素晴らしい。
元ミス鎌倉で現役女子大生らしいが、見た目もかなりイケててグラマラス、しかもとんでもなく負けん気が強い。
年が若い事もあり暴言も多いので、これまたテレビ番組的には嬉しいキャラである。

一方、前回チャンピオンの服部理沙はちょっとキャラが弱い。
おそらく性格がメチャメチャいいのだろうが、他の選手の健闘を見て泣き過ぎだ。
今まで大食いファイターにはこういうキャラがいなかったので、新たなキャラとして定着するのもいいかもしれない。
相手に同情しながら勝負には勝っちゃうキャラだ。
だがそのためには、やはりもう少し安定した強さがないと面白くない。
このままでは、ただの決め手に掛ける脇役扱いである。
今回は準決勝で早々に敗退してしまった事もあり、もうちょっと実力を上げて欲しいところだ。

その他、今回の本選出場者は男も女もかなりキャラ立ちしていて面白かった。
ここまでの出場者では、復活の山本を除くとやはり木下が実力的に一歩抜けているので、今回の挑戦者 VS 木下という図式を来年の大会では見てみたい。

若干「終わった」感のあった大食い番組だが、ちょっと息を吹き返してきたかもしれない。


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by ksato1 | 2014-09-29 21:30 | 日記 | Comments(0)

渋谷今昔物語

本日は秋分の日。
天気もいいので墓参する人もさぞ多いだろう。
両親の墓参は雨の中土曜日に済ませたが、昨日は出勤前に母方の墓参のため渋谷へ。

母方の菩提寺は渋谷の東にある。
と言ってもわかりづらいと思うが、渋谷から見て並木橋のちょっと先、ちょうど渋谷と恵比寿の中間あたりである。
母の両親は私が生まれるずっと前に亡くなっているため、私は生まれた直後から渋谷に墓参に行っていた。
なので小学生くらいまで、私にとって渋谷と言えば墓参に行く場所だった。

かすれ気味の記憶では、かつてプラネタリウムがあった東急ビルと渋谷駅の間に、路面電車の停留所があった事を覚えている。
はっきりした記憶では、今よりも大きいバスターミナルがあった。

行きは渋谷の駅から渋谷警察所に向かって歩道橋を歩くのだが、帰りにこの歩道橋を通るときには東横線のホーム横にある看板を見る事になる。
で、ご存じの通り、副都心線と東横線が乗りいれて駅が地下に潜ったため、山手線と並行していた東横線ホームはお役御免となった。
その後、ホームの跡地は展示会やコンサートに利用するなんて聞いていたのだが、昨日見たらすっかり解体されていた。
下にあった東横のれん街も潰されて、どうやら新しいビルを建てるようだ。
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ちなみに、線路はどうなったかというと、こちらも高架部分を取り壊しているようだ。
a0003588_1021288.jpg

写真は東交番前の交差点から山手線の線路寄りに少し入ったところ。
もう500メートルくらい取り壊されている。
この跡地がどうなる気になるところだが、遊歩道にでもなると、墓参に行くのもちょっと楽しくなるかもしれない。

最近はセンター街もほとんど行かなくなったし、ヒカリエができて随分渋谷も様変わりしたが、まだまだ変わっていくんだろうな・・・。


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by ksato1 | 2014-09-23 10:21 | 日記 | Comments(0)

亀戸二郎のつけ麺

亀戸二郎はちょっと前に店主が交代した。
新しい店主は関内二郎の店主の弟さんらしく、今は関内とおなじくニラキムチのトッピングがある。
交代直後に私が行った時にはまだニラキムチがなかったので、一度食べてみたいと思っていたのだが、さらに期間限定でつけ麺を出していると聞いたので、しばらくぶりに亀戸二郎に行ってみることにした。

つけ麺はかつて小岩店でも夏場に出していたのだが、助手が交代してからは出さなくなってしまった。
どの店でもいいから、いつか二郎のつけ麺を食べてみたいと思っていたので、今回はニラキムチのトッピングではなくつけ麺を頼むことにした。
つけ麺でもニラキムチのトッピングを頼むこともできるんだけど、まずはプレーンのつけ麺を試してみようと思った。

出てきたのが写真のつけ麺。
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通常、つけ麺と言えばやや濃いめのつけダレになるのだが、二郎のつけ麺は通常のスープとつけダレにあまり違いないように思える。
麺だけ別皿で出てきました、という印象だ。

ただ、このクソ暑い時期はこれがちょうどよかったりする。
特に、通常のラーメンで野菜マシを頼むと麺にたどり着くまでに野菜をかなり食べなければならないが、つけ麺ならいきなり麺から食べる事ができる。
野菜と麺をバランスよく食べることができるのだ。
麺もやや冷めているので食べやすい。
しかも亀戸店は卓上に七味がある。
飽きた頃に七味を入れれば最後まで美味しく食べられる。

結論から言えば、真夏の二郎のつけ麺は「大アリ」だ。
どうやらつけ麺は8月一杯らしいので、たぶんもう今年は食べに行く事は多分ないと思うが、今後も機会があったら食べに行きたいと思う。

ただちょっと心残りなのが、私が食べた日の夜の部から卓上に魚粉が置かれたらしい事。
つけ麺に魚粉入れて食べたかった・・・。



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by ksato1 | 2014-08-24 15:43 | 日記 | Comments(0)

激辛つけ麺「灼熱」

久しぶりにラーメンの日記。

かねてから気になっていた、三田製麺所に行ってみた。
つけ麺専門店だが麺は極太。
本店が三田らしいのだが、極太麺で「三田」と言えば、やはり二郎を彷彿させる。
なので一度行ってみたいと思っていた。

極太とは言えつけ麺なので、正確には二郎と言うよりは渋谷の「やすべえ」インスパイアと考えた方がいいだろう。
並、中、大が同料金と言うのも「やすべえ」方式だ。
店頭に行って券売機の前に並ぶと、夏限定の辛つけ麺「灼熱」と言うのに目を奪われた。
おそらく「やすべえ」インスパイアと考えていたので、最初から通常のつけ麺ではなくレギュラーメニューにある辛つけ麺を食べるつもりだったが、さらにその上の辛さを行くつけ麺が季節限定である。
通常、初めてラーメン屋に行く時はその店のレベルを判断するためにレギュラーメニューを選ぶが、今回は誘惑に負けて「灼熱」を選んでしまった。

チケットを買って店内に入ると、店員が辛さに1、2、3、極限があると言う。
ここで極限を頼まなければ、「灼熱」を頼んだ意味がない。
当然のごとく極限を選ぶ。

そこで出てきたラーメンがこれだ。
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海苔の上に乗っている茶色の粉末は、魚粉ではない。
これが辛味パウダーだ。
麺、つけ汁とともに、パウダーが付いた手やハンカチで目をぬぐうな、などの注意書きを渡される。
なるほど、それほど辛いと言う事か。
構わず、辛味パウダーを全部つけ汁に溶いて食べ始める。

おおっ!たしかに辛い!

辛いと言うよりは、舌が痛いレベルである。
だが、なんとか完食はできそうだ。
ちなみに、頼んだ麺も大だった。

ところがここでちょっと誤算。
辛味パウダーのせいで、つけ汁が予想以上にドロドロになった。
そのため、つけ汁が麺に絡みすぎる。
完食はできそうだが逆につけ汁が先になくなり、最後は麺だけになりそうだ。
とは言え、つけ汁の追加ができるかどうかわからないし、辛くてつけ汁で薄めて欲しいと思われるのも癪だ。
ここはなんとかつけ汁のペースを調整して完食した。

最後はほんの少しつけ汁が残る。
それを残すと完食にならないと重い、割スープを少しだけ頼む。
その時店員から「割スープでいいですか?」と念を押されたので、やはりつけ汁の追加を頼むこともできたのだろう。
途中から辛味が強くなりすぎてつけ汁本来の味が感じられなかったので、最後はつけ汁とスープ割両方を加えてもらえばよかったのかもしれない。
まあそれは、次回行く機会があったらそうしよう。

これで830円と言うのは、まずまずと言ったところか。
辛味パウダーを溶く前に少し舐めたスープの味は結構良かったので、つけ麺好きなら一度言ってみる価値はあると思う。


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by ksato1 | 2014-08-17 19:02 | 日記 | Comments(0)

少年たちよ!悔し涙を流せ!

ギリシャがアディショナルタイムでPKを取って、逆転で決勝トーナメント進出を決めた。
日本戦で10人になりながら、必死に引き分けて勝ち点1を取った事が最後の最後で決め手となった。
やはりこのあたりはメンタル面の差か。

ザックも本田も言い訳をしないところは潔いと言えるが、だからと言って許される訳ではない。
何が悪かったのか、具体的な総括はしなければならない。

それにしても最後は記録達成のためにキーパーまで代えられて、本当に屈辱的な試合だった。
観ている方も辛かったが、ピッチに立っていた選手は本当にみじめな思いをしただろう。
おそらくどの選手も、今は心が折れているに違いない。
しかし代表でプレーすると言う事はそういう事だ。
そしてやっぱりグループリーグで敗退したイタリア、スペイン、イングランドの代表は、もっと悔しい思いをしているだろう。

もうちょっと細かく戦犯捜しをすると、やはり筆頭はザックだ。
何度も書くが「日本には空中戦のDNAがない」と言っていたにもかかわらず、土壇場でパワープレーを選択した。
斎藤を使わずにパワープレーを選択するのなら、最初から川又か豊田、場合によってはハーフナーを招集すればよかったのだ。

クラブチームでコンディションを維持できなかった本田と香川も戦犯である。
2010年南ア大会の時、中村俊介は試合に出てコンディションを維持するために、スペインからマリノスに戻った。
しかし本田と香川は「試合に出られない」という事を重視しなかった。
自分を過信した結果である。
ただこの二人はおそらく、W杯の後所属クラブから放出されるだろう。

その他で言えば、やっぱり吉田麻也がビビり過ぎだった。
もっとラインを押し上げなければいけないのに、本田と香川が本調子でない事にビビッて前に出られなかった。
そしてこういう事態になったときこそ、ザックが落ち着いてCBを交代させるとか、あるいは思い切ってFWの交代を行うなどの策を取るべきだった。
自分が信じた選手に固執し過ぎて後手に回ってしまうパターンは、ドイツ大会の時のジーコとよく似ている。
本来はロンドン五輪代表が顔を揃えていなければならないのに、大津、山村、東、永井あたりが期待通りに成長していない事も問題だろう。

いずれにしろ、今回は惨敗だ。

ただ今後の事を考えれば、こういう惨敗も必要になる。
後半だけで3点取られて突き放され、コロンビアサポーターはお祭り騒ぎでキーパーまで交代する。
こんな惨めな試合を見せられれば、サッカー少年たちも悔しくて仕方ないはずだ。
しかし悔しさで涙を流した彼らが、次の日本代表を作っていく。
そう考えれば意味のある惨敗かもしれない。

ヨーロッパや南米の強豪も、何度もこういう経験をして強くなったのだから、日本もこれを糧に前に進んでもらいたい。

それはそれとして、今回アジア代表がすべてグループリーグ敗退が濃厚なので、ロシア大会でアジア枠が減らされないか心配・・・。


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by ksato1 | 2014-06-25 21:35 | 日記 | Comments(0)

すごいよ!!ユーゴスラビアさん

明日の早朝はいよいよコロンビア戦。
もちろん早起きして応援する予定だが、コートジボワールに自力突破が残っている以上、日本はどんなに頑張っても決勝トーナメント進出はかなり厳しいだろう。
試合としては午前1時開始のイタリア-ウルグアイの方が断然面白いと思うが、両方観るとさすがに翌朝出社できそうにないので、イタリア-ウルグアイは録画する事にする。

今回の日本の低迷の原因は、やはり本田と香川の不調にあるだろう。
この二人の動きが今一つのため、他の選手も「あれ?」という感じでプレーに迷いが生じる。
その結果チーム全体の動きがぎこちなくなってしまい、ザッケローニも慌てる。
ザッケローニは「日本には高さで戦うDNAはない」と言って川又や豊田を招集せず、スピードの斎藤を招集したのに彼を使う事もしない。
ギリシャ戦の終盤、残り時間が少ない中でのパワープレイはサッカーの基本中の基本だが、ギリシャDF陣の足も止まっていたので、あの場面では斎藤を起用してドリブルで切り裂いた方が効果があったようにも思う。
ザッケローニも冷静さを保っていたら、そういう判断をしたんじゃないだろうか。

「所詮日本のサッカーのレベルなんてこんなもの」なんて笑っている人もいるかもしれないが、それはサッカーの事をよく知らない人間である。
ヨーロッパの強豪国は、今回日本と戦う事を相当嫌っていた。
昨年のコンフェデ杯でもイタリア相手に善戦したし、秋のヨーロッパ遠征では見事なサッカーでオランダと引き分けベルギーを下していたからだ。
そして、本田と香川が不調の原因は、クラブチームであまり試合に出ていないためである。
今回本田と香川はそれぞれ、セリエAとプレミアリーグの強豪クラブに所属した。
しかしそこでレギュラーを確保する事ができなかった。
これまで、日本人がヨーロッパの本当の強豪クラブチームに所属した事はない。
せいぜいが、中田英寿のローマASくらいだろう。
日本代表のエースが、試合に出られなかった事など今まであり得なかったのだ。
試合勘が戻っていないと言う事がこんなに重要な事である事を、日本代表は初めて知ったのだ。

まあいずれにしろ、こぼれてしまった水の事を悔いても仕方がないので、明日の試合を応援するしかないだろう。

ちなみに、初戦で後半に逆転負け→2戦目でスコアレスドロー→3戦目で決勝T進出を掛けて強豪と戦うと言う図式は、2006年のドイツ大会とまったく同じだ。
あの時も早朝開始だったが、ブラジル相手に先制するもその後ボコボコにされてしまった。
グループリーグで敗退するにしても、せめてコロンビアには勝ってもらいたいものだ。

ところで、毎回W杯では旧ユーゴスラビアの国を応援しているのだが、今回はクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナの両国がグループリーグで敗退してしまった。
先日のNHKスペシャルでも放映していたが、ご存知の通り旧ユーゴスラビアはサッカーの強豪国でありながら、内戦のため国がバラバラになってしまった。
現在、旧ユーゴスラビアだった国は6カ国。
このうち、クロアチア、スロベニア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナの4カ国が、W杯出場を果たしている。
旧ユーゴスラビア諸国がW杯の予選に参加したのは1998年のフランス大会意向だから、たった5大会で4カ国が出場を果たした事になる。
例えるなら、日本が北海道東北、関東、中部、関西、中四国、九州沖縄と分裂して、そのうち4カ国が5大会の間にW杯出場を成し遂げるようなものだ。
一番大きなセルビアでさえ人口は1000万人に満ちておらず、東京都の人口よりも少ないのだ。
そう考えると、旧ユーゴスラビア諸国のサッカーレベルがどれだけ高いか理解できるだろう。

旧ユーゴスラビアでの最後の参加となった1990年イタリア大会では、オシム監督の下、ストイコビッチ、サビチェビッチ、プロシネツキなどを擁し、準優勝したアルゼンチンとPK戦まで戦っている。
この大会ではボバンが9カ月の出場停止中で不参加だったのだが、このメンバーにボバンがいたら、ユーゴスラビアは優勝まであったかもしれない。
その後ユーゴスラビアが内戦状態に入ったため、オシムは代表監督を抗議の辞任、1994年アメリカ大会は欧州予選の参加資格もはく奪されてしまった。

今回、母国であるボスニア・ヘルツェゴビナの初出場にあたり、オシムは並々ならぬ思いを抱えていたようだ。
ボスニアは現在でも民族紛争の火種を抱えており、代表選手も宗教が異なる。
国民でさえ代表選手の分裂を危惧していたが、それでも欧州予選を勝ち抜いた。
本大会もアルゼンチン、ナイジェリア相手にかなりいい試合をしていただけに少々残念だ。

ザッケローニの後任はストイコビッチという噂になっているが、そうなれば日本人ももっと旧ユーゴスラビアのサッカーに注目するかもね。


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by ksato1 | 2014-06-24 21:38 | 日記 | Comments(0)

だからあれほど言ったじゃない!

日本負けちまった。
だが、望みは少ないかもしれないがまだ2試合残っているから、そこに期待したい。
今はまだ、嘆いて総括をする時期ではない。
ただ、敗因をきちんと分析しておく必要はある。

昨日の日本の敗因、いろいろあるがすべてハッキリしている。

1.コンディションが悪く集中力を欠いていた

よく「アフリカのチームはすぐに集中力をなくす」なんて事を言うが、昨日の試合に限って言えば集中力を欠いていたのは日本だった。
特に、香川と本田に関して言えば、試合にあまり出ていなかったためか動きがすこぶる鈍かった。
とても、マンUとミランに所属する選手とは思えない。
それが他の選手にも伝染してしまった感じだ。
ただ、この事は本人たちが一番よくわかっているだろうから、次のギリシャ戦では修正してくるだろう。


2.いざ試合になって、選手もザックもビビった

「日本には高さで戦う土壌がない」と割り切り、スピードと技術で勝負するはずだったのに、いきなり先発FWに大迫を入れた。
ハッキリ言って、これがほとんど機能していない。
さらに、「絶対にDFラインを下げちゃいけない」とあれほど言ったのに、DFラインどころか中盤の選手までいつもより下がってプレイしていた。
だから選手の距離感がズレてしまい、パスがまったく通らない状況になった。
いつもより相当離れてプレイしていたと思われ、ほとんどのパスが強すぎて抜けて行ってしまった。
いつも通りに前掛かりに攻めていれば距離感も合って、もっとパスが通って日本本来のサッカーができたはずだ。


3.コートジボワールは日本を分析しまくっていた

日本はコートジボワールを分析していたつもりが、キッチリ分析していたのはコートジボワールの方だった。
まず、日本が戦前に指摘していた「CBがベテランなので動き出しが遅い」だが、33歳のK・トゥーレではなく29歳のバンバを先発させた。
また、1トップもドログバではなくボニを先発させた。
ボニの方は、最初あまり機能していなかったが、CBが安定した事によりコートジボワールは両サイドの上がりが多くなった。
特にジェルビーニョは試合開始直後は日本から見て右サイド(内田の方)にいたのに、本田がゴールした後は左サイドにポジションチェンジしている。
その結果、オーリエとジェルビーニョが自由に駆け上がって長友が守備に従事、本来の「左で崩す」戦法がまったく機能しなくなってしまった。
ジェルビーニョは後半開始直後も右サイドにいたが、日本の動きがよくなったと見るとすぐに左サイドにポジションチェンジしている。

また、これは偶然の産物かもしれないが、ドログバが入ってコートジボワールは2トップに近いフォーメーションになったが、日本はこのフォーメーションをまったく想定していなかったようだ。
実際マークがずれまくっていた。
もし、日本がこのフォーメーションを想定していない事を前提に、途中からドログバを入れてかく乱する作戦だったとしたら、ラムシ監督は42歳のこの時点で名将と言える。

ドログバに対しては森重がマークする事になっていたのだろう。
実際森重はドログバに激しく当たり、イエローをもらう。
そしてこのイエローが、森重に動揺を与えたのかもしれない。
その直後、山口蛍がドログバからボールを奪うのだが、すぐにY・トゥーレに奪い返されてしまう。
ここでまずY・トゥーレがフリーになる。
位置から見てもう一度山口蛍がプレスを掛けに行かなければならないのだが、動けない。
そこから右サイドでフリーになったオーリエにボールが渡る。
すぐに香川がオーリエにプレスを掛けにいかなければならないところだが、香川は中央にいる。
左サイドのドログバには内田が付いているので、森重はボニに付かなければならないのだが、森重もそこに気付くタイミングが一瞬遅れる。
2トップによりマンマークがすべてずれた結果、ドログバ以外のキーマンを次々とフリーにしてしまった。

2点目も同じだ。
長友と吉田、どちらがジェルビーニョに付くのかはっきりしないまま、オーリエにクロスを上げられて決められてしまった。
ザックは指示がきちんと出せなかった事に、歯ぎしりしただろう。
その後の不自然なFWの交代劇で、ザックの動揺が見て取れる。

だが、結果は敗戦だが、冷静に考えるとどれも十分修正は可能である。
試合中に想定外の自体が起こる事など、W杯では日常茶飯事だ。

奇しくも、コロンビアがギリシャにはグラウンダーのパスが有効である事を証明してくれた。
またスピードも通用することがわかった。
終盤、ドリブラーの斎藤を入れれば面白いかもしれない。
もちろんギリシャも修正してくるだろうが、堅固を誇る守備陣をズタズタにされたショックは少なからず残っているだろう。
そこに、日本の付け入る隙は必ずできる。
唯一、ギリシャがなりふり構わずゴール前にロングボールをボンボン放り込んできた時の、高さ対策だけ気を付けなければならない。
CK、FKのセットプレー時も同様だ。

そして問題はラストのコロンビア戦である。
ペケルマンは、ギリシャ戦であれだけ研究をしていたのだから、日本戦も当然研究してくるだろう。
そのコロンビアを撃破するのは至難の業だ。
グループリーグを勝ち上がる可能性は、おそらく20%にも満たないだろう。
ただいずれにしろ、このまま手ぶらで帰ってきてもらう訳にもいかない。
コロンビア戦の事は後で考えるとして、まずはギリシャ戦をキッチリ勝ち上がってもらいたい。


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by ksato1 | 2014-06-16 22:02 | 日記 | Comments(0)