2017年 12月 05日 ( 1 )

人気シリーズの第三弾だ。
今回も「俺」と助手の高田が大活躍してくれる。

「俺」(大泉洋)は相変わらずススキノでよろずもめ事の解決をしていたが、ある日助手の高田(松田龍平)が大学の後輩の依頼を持ち込んでくる。
付き合っている彼女の麗子(前田敦子)が行方不明になったので、捜してほしい言うのだ。
3人は麗子の部屋を捜索するが、そこで「俺」は麗子が、表向きはモデル事務所、実態は風俗店で働いていたことを突き止める。
「俺」はモデル事務所を探り始めるのだが、ほどなく店の用心棒に痛い目に遭ってしまう。
その時、事務所のオーナーの岬マリ(北川景子)とも出会い、「俺」はかつてどこかでマリを見かけたことを思い出す。
しかしそれがどこかまでは思い出せなかった。

さらに調べを進めると、モデル事務所が最近躍進してきた北城グループの傘下であることがわかった。
北条グループのバックには暴力団が控えていたが、その組は「俺」と以前から縁のある桐原組と対立していた。
「俺」は気が進まなかったが、何かの情報が得られないかと桐原組の若頭の相田(松重豊)に連絡を取ってみる。
しかし相田から、二つの組は今かなり微妙な関係にあるため、桐原組と少しでもつながりのある探偵が動くことは非常にマズイ、この件からは手を引くようにとクギを刺されてしまった。

「俺」は仕方なく、事務所オーナーのマリを見張り始めた。
するとマリが麗子をかくまっていることが判明する。
マリによれば、麗子はとある殺人事件に巻き込まれているため、犯人が逮捕されるまで匿っているという。
「俺」はマリからも、これ以上この件に首を突っ込むなと念を押されてしまった。
そしてその時、探偵はマリとどこで出会ったかを思い出す。

北の街を舞台にした探偵物語と言うだけで、すでに作品が出来上がっている。
今回もレギュラー陣、そして北川景子がいい演技をして、きっちり作品として仕上がっている。
ただ感動と言う点では、個人的には「2」の方がよかったかなと言う気もする。

今回は、原作にはないオリジナルストーリーだそうだ。
そして監督も、これまでの橋本一から吉田照幸にスイッチしている。
吉田照幸はNHKの所属で、「あまちゃん」や2016、17年の正月に放送された「富士ファミリー」の演出を手がけた実績がある。
ただ映画監督作品で言えば「サラリーマンNEO劇場版(笑)」「疾風ロンド」の2作品で、どちらも今一つ感は否めなかった。

脚本は古沢良太が担当しているし、本作品も悪くはない。
ただ、1作目、2作目にあった北の街の哀愁という部分がやや弱かったかな、と言う気がする。
期待感が高かっただけに、ちょっと物足りなさを感じてしまった。
二人を殺した犯人がなぜそこまでカネに固執したのか、若いころの苦労の部分をもう少し深く描いていた方が、説得力があったんじゃないかと言う気もする。



135.探偵はBARにいる3



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