2017年 06月 08日 ( 1 )

美佐子(水崎綾女)は故郷に母親を置き、映画に視覚障害者のための音声ガイドを付ける仕事をしていた。
音声ガイドは、実際に視覚障害者数人の前で、映画に合わせて音声ガイドを朗読して作成される。
しかしなかなかうまくガイドをする事ができずに、苛立つ日々が続いていた。
そんな時美佐子は、視覚障害者の一人で元カメラマンだった中森(永瀬正敏)の作品を目にする。
中森は優秀なカメラマンで、部屋に飾られた写真を見て美佐子は感動を覚えた。
そして美佐子は、カメラマンが視力を奪われる意味を想像して、中森に強い興味を抱くのであった。

監督、脚本は河瀬直美だ。
前作の「あん」もそうであったが、ストーリー自体は何気ないのだが、独特のアングルと間で独自の世界観を作り上げる。
今回も水崎綾女のアップ、それも顔の中央しかフレームに入っていないようなアップを多用し、彼女の内面を表現していた。

ただ個人的には、美佐子と中森の関係がやや淡泊だったかな、と言う気もする。
全体を通して物語が静かに流れて行くので、そのテイストを壊したくなかったのかもしれないが、美佐子をはじめ他人を寄せ付けなかった中森に対し、美佐子がもっと激しく感情をぶつけた方が、中森の心情変化がわかりやすかったんじゃないかと言う気もする。

ちょっと綺麗に作り過ぎたかな、と個人的には思った。


69.光


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