2014年 11月 15日 ( 1 )

古代神話を原作にしているのかと思いきや、原作はアメリカンコミックとの事。
もちろんこのアメリカンコミック自体も、古代神話を元に作られているんだけどね。

ゼウスと人間の女性との間に生まれた英雄ヘラクレスは、ゼウスの妻ヘラに認められるため12の難行に挑み、それらをすべてクリアする。
英雄となったヘラクレスだが、その後妻子を殺した罪に問われてしまい故郷を追われ、傭兵に身を落としていた。
ヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)は5人の仲間と共に、無敵の傭兵軍団として荒稼ぎをしていた。

そろそろ引退を考えていたヘラクレスの元に、ある日トラキアの王女ユージニアがやってくる。
ユージニアは反乱軍から国と王家を救ってほしいと、ヘラクレスに懇願する。
トラキアは農民兵がほとんどで、反乱軍が襲ってきたらひとたまりもない。
ヘラクレスはトラキアの軍を鍛えて反乱軍を迎え撃とうとするが、トラキアの王は領土内の村が襲われたことを知ると、ヘラクレスの反対を押し切り軍を村の救出に向かわせる。
そこで罠にハマったヘラクレスと国王軍は、多数の犠牲を出しながらもなんとか反乱軍を退ける。
しかし次に襲われたら間違いなく国王軍は全滅するだろう。
ヘラクレスたちは、国王軍を史上最強軍団にするべく訓練を始めた。

上映時間は98分、大味な叙事詩的作品かと思い、あまり期待しないで観に行った。
だが、これが意外と面白かった。

まず、ヘラクレスと5人の仲間のキャラ設定が巧み。
ややネタバレになってしまうが、ヘラクレスは実はゼウスの子どもではない。
強靭な体力と無敵の強さを誇るため、ゼウスの子を名乗って賞金稼ぎをしているのだ。
残りの5人の仲間も、それぞれ過去を背負って生きている。
その、捨てきれない屈託の描き方が巧い。

ストーリーも、導入、最初の戦い、鍛錬、裏切り、クライマックスと、わかりやすいシンプルな作りになっている。
国王軍が長い隊列を作っているのに兵が壁を作る時に、やたら人数が減ってしまったり、そもそも馬車の戦車を最初から出していればあんなに劣勢にならなかったんじゃないの、と突っ込みたくなる部分もある。
その他も、戦いのシーンはやや演出が粗っぽい。
とは言え、CGが美麗なので戦闘シーンも迫力満点だ。

今後も、同じメンバーでシリーズ作品を作る事も可能だろう。
ただ、個人的に一番好きなキャラが今回で死んでしまうのはちょっと残念だったけどね。

ヘラクレス役のドウェイン・ジョンソンもピッタリのハマり役だ。
彼にはぜひ、いずれ「エクスペンダブルズ」シリーズにも出演して欲しい。


149.ヘラクレス


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]