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スプリンターズS

昨日のぐずついた天気とはうってかわり、午前中から気持よく晴れ上がり長袖だと暑いくらいだ。
馬場状態もおそらく回復するだろう。

直前に大本命が引退して、一転して混戦模様になったスプリンターズS。
まずは1頭参戦した外国馬、シーニックブラストから検証する。

この馬、実力はあるものの右回りめて。
たしか10年以上前、まだスプリンターズSが12月に施行されていた頃、同じく左回りしか経験したことのないソビエトプロブレムという馬が北米から参戦した。
その馬はコーナーを回りきれず、直線に入るところで逸走して敗戦。
では今回のシーニックブラストはどうかと言うと、実はこの馬、レースは左回りだけだが調教では普通に右回りを経験しているらしい。
そう考えると右回り未経験は、あまり気にする事もないか。

しかしながらもう一点気になる事がある。
今回は主戦のアーノルドが来日できず、テン乗りのザーラが手綱を握る。
こうなると、やはりちょっと評価を落とさざるをえないか。

今回、軸になりそうなのは3頭。
7、8、9月にそれぞれ1200m戦を勝った、グランプリエンゼル、ビービーガルダン、アルティマトゥーレだ。

この中で本命はグランプリエンゼルを抜擢したい。
芝は8戦して連帯率5割。
NHKマイルCで3着した後、札幌でスプリントSを快勝している。
前走は直線でやや伸びを欠いたが、週中の調教で絶好の動きを見せた。
中山初体験という点はやや不安は残るが、右回りには実績があるし、今年の3歳はレベルが高いと見て本命に推す。

対抗はビービーガルダン。
こちらも今週の調教で絶好の動きを見せた。
叩き2戦目のローテーション、中山での実績とも文句の付けようがない。
前走から斤量差は1kg詰まっているものの、グランプリエンゼルと4kg差がある事で対抗にしたが、あっさり勝っても不思議はないだろう。

3番手はアルティマトゥーレだ。
前走、相手は休み明けで斤量差があったとはいえ、女王スリープレスナイトをあっという間に置き去りにした強さは本物。
14:30現在で一番人気になっているのも頷ける。
ただし中山が初めてと言う事と、前目で競馬をするために標的になりやすいという点で3番手評価にした。

4番手はカノヤザクラだ。
休み明けのCBC賞は2桁着順だが、その後の3戦は勝ったアイビスサマーダッシュを含めて安定しており、さすがサマースプリントチャンピオンという戦績だ。
中山に実績がないので人気を落としているが、展開がハマれば一発があっておかしくない。

5番手以下は迷った。
末脚鋭いサンダルフォンや、春先の戦績がよいソルジャーズソング、目立たないものの確実に直線伸びてくるアポロドルチェにも食指が動いたが、あまり手を広げても仕方がない。
今回はCBC賞を勝ったプレミアムボックスと、調教でなかかの評価だった休み明けのアーバニティを買う事にする。
ローレルゲレイロ、キンシャサノキセキとも良化途上と見て今回は見送り。

◎グランプリエンゼル
○ビービーガルダン
▲アルティマトゥーレ
△カノヤザクラ
×プレミアムボックス
×アーバニティ

馬券はいつもどおり、◎○1着、◎○▲2着、◎○▲△×3着で3連単24点。




by ksato1 | 2009-10-04 14:50 | 競馬 | Comments(0)