海のマナー
いつもながら休み明けはテンションが落ちる。
この時が一番、自分がサラリーマンに向いてないと感じる。
それはそれとして、夏休み中に思った海でのマナー。
何回も書いたが、この夏に行った守谷海岸では、随分とマナーの悪い人が多いように感じた。
守谷の海はゴミがまずない。
ただしこれは、早朝から海の家の人が浜辺のゴミをていねいに拾っているからかもしれない。
少なくとも守谷の浜辺を裸足で歩いても、暑くなった砂に焼かれることはあっても、ゴミでケガをする事はまずない。
砂浜から道にあがる階段に、大きなごみ箱が用意されている事も大きいだろう。
いずれにしろ、海水浴客が多いのに浜辺にゴミがないのはいい事だ。
ただ、夜中の騒動は多くなったような気がする。
高速道路1000円化の影響もあるのだろうが、そもそもここ数年増加している日帰り客がさらに増え、そうなると渋滞を避けるために早朝に到着する海水浴客が増える。
日記にも書いたが、夜明け前から大声で会話をしながら準備を始めるBBQ軍団の直撃を食らった。
そしてその翌日、今度は酔っ払った若者が大声で喧嘩を始めた。
しかも「てめー、ちょっとこっち来い」と言って、我々が宿泊している施設内に無断侵入。
見かねた他の宿泊客が止めに入ったら、「てめー、なんで小突くんだよ、痛ぇじゃないか」と大騒ぎ。
夜中の1時過ぎに小一時間騒動があった。
まあなんだろうね、こういうのって、80年代以降の「個人の自由」とか「権利」とかを履き違えた教育のせいなんだろうね。
「自由」と「権利」とは、「義務」と「責任」を果たした者のみが主張できる事を理解してない。
表裏一体であるにもかかわらず、「義務」と「責任」すら「自由」と「権利」で強引に突っぱねようとする。
とは言っても、私がこんなところで嘆いても、世の中の流れはそう簡単に変えられないので、自衛するしか方法はないんだろうな。
でも、少なくとも至大荘の宿泊客にはマナーを守ってもらいたいね。
風呂に子どもたちだけで入れて大騒ぎするし、食事の時間に遅れてきてオーバーしても平気。
そもそも養気閣は水着で入っちゃいけないのに、いい年のジジイが裸で入ってきてたよ。
履物を出船の形にしないし、食後に自分たちの下を履き掃除もしない。
挙句の果てに、もう食事の時間も終わろうと言う頃にのこのこ食べに来て、食べ終わった我々が掃除をしているのを「まだ食べてるのに」などとなじった糞ジジイがいたらしい。
後から聞いたのでもうどうしようもないが、私自身がその言葉を聞いていたら「今すぐ至大荘から出て行け!」と怒鳴り飛ばしていたところだ。
子どもたちには「ここはお金を払えば誰でも泊まれるところではなく、きちんとルールを守った人だけが泊まれるんだよ」と言い続けてきただけに、これだけマナー違反の人が増えると私の立場もない。
自分も兄家族など卒業生以外を誘って行くんだけど、卒業生がその事を他の宿泊者にきちんと伝えないのなら、至大荘に泊まる資格はないと思うけどね。