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TV版「エヴァンゲリオン」

7月いっぱい再放送していたTV版「エヴァンゲリオン」を、ポツポツ見た。
「ポツポツ」と言うのは、録画してCM抜きをしているときにザーっと見て、気になるシーンだけちゃんと見たから。

前に見たのは1997年の春だったから、まだ長男が生まれてなかったころか・・・。
Wikiで調べると、同じ年の夏にもう一度TV東京で再放送されているが、それ以降関東地区での再放送はない。
地方局やBS、CSでは放送されていたらしいが、関東地区の地上波となると、実に12年ぶりの再放送になるらしい。

2004年からは毎年パチンコやスロットの新作が出ていたのでなんとなく身近なように感じていたが、実はTV版はほとんど覚えていないことがわかった。
まあ、見たのも1回だけだったしね。
カオル君って2話くらいでていたような気がしたんだけど、「第弐拾四話」だけだったんだ。

そして今、ラストの2話を見ると、単純に制作期間が足りなくてあの形になったんじゃないことはわかった。
「人類補完計画」が、精神的な「補完」である事が、きちんと説明されている。
もちろん、制作期間が足りなくて端折られた部分も多分にあったんだろうけど、製作者側の言い分とおり、シナリオとしてあらかじめ考えられていたラストなのだろう。
でも、いきなりあの形で、「ゼーレ」も「使徒」も「セカンドインパクト」も「ロンギヌスの槍」も「死海文書」も、何もかもぜーんぜん説明されないまま放送が終わったら、普通はビックリするだろうな、やっぱり。

ラストの2話を見た後、もう一度「第弐拾四話」のラストシーンを見る。
「ボクじゃなくてカオル君が生きるべきだったんだ」というシンジに対し、「生きる意志があるモノが生きる資格がある。彼には生きる意志がなかった」とミサトが言う。
うーん、深い、深すぎる!

旧劇場版を見ていないけど、これとは別のラストシーンも観なくちゃ。
その前にもう一度「破」を観に行くか。




by ksato1 | 2009-08-05 18:43 | 日記 | Comments(0)