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ヴィクトリアマイル

今回も迷うレースだ。
ポイントの一つ目はウオッカの状態。
東京コースで3.2.1.1、唯一複勝を外したのもJCの4着、マイルで見ると5.2.0.0で、普通に考えれば連を外すことは考えられないだろう。
しかし今年のドバイ遠征の結果が気になる。

前哨戦のジュベルハッタはともかく、本番のデューティーフリーでもゴール直前で力尽きた。
ライバルのダイワスカーレットが引退したことにより、燃え尽きてしまったのかもしれない。
元来馬は集団生活を送るため、自分がリーダーではないと悟ると、あえて先頭には立たなくなる事もあるそうだ。
体調は昨年よりも上らしいが、かつてのライバルの姿が見えなくなり、気持ちに一呼吸入ってしまったことも考えられる。

そして二つ目のポイントは天気。
雨が降ったりやんだりと微妙な天気だ。
馬場状態もさることながら、レース中に雨が落ちてくるのかどうかも気になる。
風も強くなりそうなので、厳しいレース展開も考えられる。
過去3回は連帯馬6頭中5頭が4歳馬だが、厳しいレースとなると経験豊富なベテランが浮上しそうだ。

以上2つの点を鑑みて、本命にするのはカワカミプリンセス。
最後に勝ったのは2年半以上前の秋華賞。
だが、1年前に長期休養明けから復帰すると、有馬記念こそ7着に沈んだが、牝馬限定戦はG1を含んで0.2.0.0、牡馬混合戦でも3着2回、4着1回と検討している。
しかも前走で先着を許したのは、天皇賞で3着に入ったドリームジャーニーと、ディープスカイの2頭だ。
牡馬に揉まれた根性で、この悪条件のレースを勝ちあがる。

対抗はザレマ。
オープン入りしたのは昨年末。
普通に考えれば格下だが、これまでも重賞で善戦していた。
ここ3戦はアンカツ騎乗で3着、4着、2着。
アンカツが牝馬に強いのは、レース中無駄に動かない騎乗スタイルによるものだ。
今回の悪条件レースでも、この騎乗法が効いてくる可能性が大。

3番手はやはりウオッカ。
馬券的にも本命か無印か、という気もするが、燃え尽きても能力で3着くらいに突っ込んできておかしくない。


4歳馬はリトルアマポーラと、稍重のローズSを勝ったマイネレーツェル、良血馬ブーケフレグランスまでか。
以下、前走道悪を逃げて3着に粘ったヤマニンメルベイユ、引退を撤回した古豪ジョリーダンス。


◎カワカミプリンセス
○ザレマ
▲ウオッカ
△リトルアマポーラ
△マイネレーツェル
△ブーケフレグランス
×ヤマニンメルベイユ
×ジョリーダンス

馬券は◎から馬連総流しだが、▲ウオッカのみ馬単の計7点。





by ksato1 | 2009-05-17 13:57 | 競馬 | Comments(0)