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駄菓子屋の想ひ出

駄菓子屋ってやっていけてるの?
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1233591461789.html



学生時代、一緒にバイトしていた津田君の実家は駄菓子屋だった。

彼いわく「まあ、しょせんは小銭商売だからね」。

津田君の実家も、お父さんは普通のサラリーマンで、駄菓子屋はお母さんメインのおばあちゃんお手伝い、という感じだったと思う。
バイト先に彼が、とんでもない数の「扶菓子」を持ってきてくれたのを覚えている。
スゴイ数でビックリしたのだが、元値もそれほどたいしたことなく、せいぜい1000円くらいとか言っていた。

もっと昔、私が小学生くらいの頃は、近所に駄菓子屋が何件もあって、駄菓子屋の「はしご」することもあったよなぁ。
なんで「はしご」するのかと言うと、「○○カード」みたいな人気商品を買うため。
当時から、おもちゃ系の商品の方が人気で、駄菓子はそのついでに買う、てな雰囲気だったと思う。
そう言えば私が小学校高学年の頃から、テーブル型じゃない立ってプレイするブロック崩しやインベーダー、あるいはピンボールなんかが駄菓子屋の店頭に置かれ始めた。
地主の家の子はジュース飲みながらピンボールしてたりするんだけど、私は家があんまり裕福ではなかったから、ゲームもたまにしかできなかったし、おもちゃも駄菓子もたまにしか買えなかったけどね。

それでも駄菓子屋にはよく行った。
学校から帰った後の、待ち合わせ場所的な意味もあったし。
遊ぶ約束してなくても、学校から帰って駄菓子屋に行けば誰かいる、みたいな。
子どもにとってのコミュニティが形成されていた。

今はコンビニでお菓子買って、家や公園、もしくは塾に行って授業が始まる前にゲームだからなぁ。
遠足のおやつも、スーパーかコンビニで買ってるもんね。
日本から駄菓子屋が消える日も、そう遠くはないんだろう、きっと。

今日もまた、「昭和は遠くなりにけり」と言った感じだ。
by ksato1 | 2009-02-06 18:07 | 日記 | Comments(0)