「JUNO」
予告編を観た時は、妊娠したジュノが最初は中絶しようとし、次に里子に出そうとし、結局自分で子育ての道を選ぶ映画なのかと思っていた。
ところが違った・・・。
結末はちょっとビックリ。
これって映画としては、やっぱりハッピーエンドという事になるのだろう。
でも日本人の感覚すると、これがハッピーエンドとは、あんまり思えないよね。
ある意味ご都合主義的にまとめたハッピーエンドよりもリアリティがあるのかもしれないが、正直「うーん、これでいいのかな」と、何やらスッキリしない思いで映画館を出た。
主役のエレン・ペイジはやっぱり上手い。
前作「ハードキャンディ」」の、ロリコン野郎を退治する謎の少女の役もよかったが、今回のよくしゃべる小生意気なミドルティーンもハマり役だった。
でもアメリカ社会ってよくわからないけど、ハイスクールの女の子が自分でエスティマ運転して学校に行くって、普通の事なのかな・・・、
しかも臨月になっても、運転することを誰も心配してないし。
104.JUNO