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ビデオで観た3本

昨夜から今日にかけて、撮り溜めたビデオを3本。


まず「DEATH NOTE the Last name」

原作はかなりハマったが、月が藤原竜也ということで、あまり期待しないで観た前編
ところが意外にも、原作のエピソードをうまく取り入れ、後半への期待をもたせながら終了していたので、後編はそこそこ期待して観た。

が!
期待以上、半端じゃなく面白かった!

原作は2部に入った後、中途半端に話の規模を拡大したことと、Lを継ぐニアがほぼLとキャラが変わらなかったために、ややダラけた展開になってしまった。

だが映画では、原作でやや失敗している点をすべて取り除き、かつ「あっと驚く結末」を用意していた。
この「あっと驚く結末」がまた巧い。
原作を読んでいる人間にも、「なるほど!そう来るか!」と思わずうならせる予想外かつ、巧妙なラストだ。

さらに、昨日から公開されている「L change the WorLd」への布石も打たれているようだ。

監督は、北村龍平で成功した「あずみ」「あずみ2」でグズグズにしてしまった金子修介。
この部分でも最初はあまり作品に期待していなかったのだが、観終わった後は素直に面白さを認めざるを得ない。

続いて「シュガー&スパイス 風味絶佳」
それほど観たいとも思ってなかったが、なんとなく勢いで観ちゃった。
カミサンが山田詠美のファンで観たがってたしね。

「冷静と情熱のあいだ」のスタッフが担当しているとのことで、映像は確かに美しかった。
また沢尻エリカが美しい。
演技も巧いし歌も巧いし、天は彼女に二物も三物も与えたけれども、あまりにも与えるものが多すぎたために一番大事なもの与えることを、うっかり忘れてしまったに違いない。

それと比較すると、残念ながら柳楽優弥の演技はとても下手。
撮影中かなりエリカ様にこっぴどいダメ出しを食らい、嫌味をさんざん言われたため、年上の女性に対して相当なトラウマを負ったようだが、これではちょっと無理もないかなという気がした。

他にも夏木マリのいい女っぷりがはよかった。
でも、映画じゃなくてもいいかな、という気も若干した。

最後は「星になった少年」
「土曜プレミアム」は2週連続で柳楽優弥モノを放送したのだが、こちらは公開当時次男が観たがっていたので録画した。

作品自体はちょっとテンポが良すぎる部分があるものの、象とのコミュニケーションを通して、人間のコミュニケーションにも触れるという主題は良かったと思う。
将来のことを真剣に考え始める小学校高学年や中学生が観たら、素直に感動することだろう。

が、残念ながらここでも柳楽優弥の演技がとても下手。

タイでの象使い修行のシーンは体当たりの演技で好感がもてるが、後半部分で蒼井優と絡むシーンでは彼女の巧さが際立ってしまい、どうしても柳楽優弥が下手ぴーに見えてしまう。

こちらも映画じゃなくてもいいかな、という気が若干した

14.DEATH NOTE the Last name
15.シュガー&スパイス 風味絶佳
16.星になった少年
by ksato1 | 2008-02-10 16:05 | 映画 | Comments(0)