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W杯日本開催熱望!

次にアジアにワールドカップが来るのは2050年、しかも場所は中国だと思っていたから、このニュースは嬉しい。


【サッカーの18年W杯招致、激戦に=持ち回り開催撤廃で-FIFA理事会】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000032-jij-spo


2002年のワールドカップは、日本で3試合、韓国で1試合観戦した。
そのうち1試合は20時30分試合開始のカシマスタジアム。

行った事のある人ならわかると思うが、カシマスタジアムの唯一にして最大の欠点は、アクセスの悪さだ。
試合がある日は試合時間に合わせて、東京から鹿島サッカースタジアムまで直通の快速電車が走るものの、片道2時間はかかる。
それ以外は東京駅直通のバスか自家用車なのだが、スタジアムをちょっと離れると水郷有料道路までの道がほとんど1車線のため、周辺は大渋滞になる。

我々は電車でスタジアムに行ったのだが、そのときはたしか帰りは23時前の電車に乗り、柏に住む友人は成田線の乗り継ぎが終了しているので千葉駅に宿泊、西船橋に住んでいた私は一駅乗り越して下りの各駅停車最終に乗り換えて帰宅した。
その日は平日であったが、多くの人は鹿島-東京区間のどこかに宿泊したに違いない。

だがそれでもスタジアムはもちろん超満員。
空席は各国のサポーター用席に、ほんの少し見えるだけだった。

一方韓国で見た試合はと言うと、優勝候補にもあげられていたポルトガルとポーランドの試合だったが、これが本当にガラガラ。
観戦したのが全洲で、近くに空港がない非常に不便な都市、かつ天気も小雨混じりだった事もあるかもしれない。
しかしそれにしても、サポーター席以外に座っている人はほとんど日本人、韓国人は近所の小学生らしき一団の動員だけ。
この小学生の一団は両国のサポーター席に座って、何十畳分にも及ぶ大きな国旗を広げさせられていたが、あろう事かポルトガルの国旗を裏表逆に広げてしまい、しばらく誰もそれに気付いていなかった。
ひょっとしたら、ポーランドの国旗だって裏表逆だったかもしれない(誰も気付かないけど)。

同行した友人は前日から韓国に乗り込んでトルコ-コスタリカ戦を観戦していたが、試合開始前にスタジアムでダフ屋から安くチケットを買ったという。
たしかに人気のカードではないが、安くチケットを買うなんて、日本では考えられなかった事だ。

その時に、本当に強く思った。

だから日本で単独開催すれば良かったんだよ、と。

今さら言っても仕方ないが、日韓開催は本当に失敗だった。

一説によると現FIFA会長のブラッター(当時事務局長)が、将来的に自国スイスでの単独開催は難しいため、その後のオーストリア/スイス2カ国開催を提案するために、実績として日韓2カ国開催を提案したとも言われている。
ヨーロッパと言えどもこれほど大きなイベントを単独開催できる国は少なく、どの国にも開催できるチャンスがあるという誘いに、欧州の理事たちが賛同してしまったようだ。
(ちなみに来年の「EURO 2008」はオーストリア/スイス2カ国開催。ただし欧州選手権に関しては、2002W杯の2カ国開催が決まる前に、「EURO 2000」のベルギー/オランダ開催が決定している)

韓国がアジア初開催を日本に譲りたくなかったというのもあるんだけど、立候補するならするできちんと盛り上げてもらいたいものだ。
できないならくだらない意地を張らないで、立候補しなければいい。

2018年については、上海万博後数年の中国の経済状況と、どれだけサッカー熱が再燃するかがカギだが、2006年W杯出場を逃しているだけに、立候補してこない可能性も高いと思う。

それと問題は梅雨。
2002年の時も、各国の選手は蒸し暑い日韓の気候をかなり酷評していたが、16年後にその事を実際に覚えている選手はたぶんいないだろう。

2018年は52歳か・・・。
一番の問題は、サッカー観戦できるほど、自分が元気でいられるかどうかかな・・・。
by ksato1 | 2007-10-30 22:08 | 日記 | Comments(0)