さすが楽天
【食堂無料 「楽天タワー」で社員の“自走”に期待する三木谷社長】
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/rakuten/
楽天がまだ、碑文谷の小さなビルにいた頃、何度か仕事の話をしに行った事がある。
別ルートから聞いた話では、その時点で社内に無料のビールサーバーがあり、残業中は自由に使っていいとの事だった。
飲んでも仕事ができるならそれでOK、要するに社員の自己判断に任せるという事だ。
ニュースのタイトルにもなっているが、「自走」という部分が社員のモチベーションをあげているのだろう。
スタッフ一人一人の力量と人格を認め、与えられたミッションおよび責任を自覚させ、自ら判断し、責任を取れる社員にする教育だ。
言葉にすると簡単だが、一人一人成長の度合いが異なる中で、全幅の信頼をおき、成長するまで相当の我慢をしなければならない。
簡単にできる事ではない。
楽天の場合、リーダーの三木谷氏自身が見本を見せる事により、周りのメンバーからその周りのメンバーへと、前向きな姿勢が浸透しているのだろう。
「リーダーの資質」というヤツが、スタートになっているのだ。
そしてまずここからスタートしなければ、その後の「ポジティブ・スパイラル」は回らない。
小さい会社でくだらない権力争いしてたり、部下に呆れられながら自慢にもならない自慢話ばっかりする、あるいは言い訳をしてお互いの傷を舐めあってたりするだけじゃ、「ネガティブ・スパイラル」から抜け出せないよな・・・。
まず、他人が誰も認めてくれないのに後生大事に抱えている、そのくだらないプライドを捨てなければね。
それはそれとして、わが社もまず「ぼくらのラッキー」を社員食堂化し、そこから「ポジティブ・スパイラル」を目指すべきだ!