「MASTER マスター」

日本でも人気のあるイ・ビョンホンが出演しているのに、劇場での予告編もまったく流れず話題にもなっていない。
観に行くかどうしようかかなり迷ったが、一応観に行く事にした。

ワンネットワークは会長のチョン(イ・ビョンホン)が設立した金融マルチ商法の会社である。
投資者から募った資金を、電算室長のパク(キム・ウビン)が作ったプログラムで運用しているが、実際にはリターンができるほどの利益を上げていない。
さらにチョンは、政財界にカネを派手にバラ撒いて、自分に有利になるように操作していた。

そんなワンネットワークを内偵していたのが、キム(カン・ドンウォン)がリーダーの捜査チームである。
キムはパクと接触し、パクを執行猶予にする代わりに、チョンとつながっている政財界人が書かれたファイルを入手するよう取引をする。
パクは自分かわいさにキムに言われるがまま、チョンを裏切ることを決意。
さらに仲間と共謀してチョンの資金を奪ってしまおうと考える。
しかしその間、キムたちのチームの内偵で金融庁の役人が逮捕されてしまう。
裏切り者がいると悟ったチョンは、司法に手を回して金融庁の役人を釈放させるのだが、その直後にその役人を殺害してしまった。
ビビったパクはさらにチョンに圧力を掛けられ、自分が裏切り者である事を自白してしまう。
チョンに偽のファイルを渡すと言ってその場を去るパクだが、実は本物のファイルを持ち去った。
誰も信じていないチョンは、パクに追っ手を放ちファイルを回収、自分はビジネスパートナーの情婦と一緒にフィリピンに逃れた。
パクは追っ手に襲撃され重傷を追い、チョンを逃がしたキムは左遷させられてしまう。

1年後、ワンネットワーク事件の債権者会議が開かれ、そこにいたパクは被害者に糾弾されてしまう。
一方海外で、チョンと情婦の死体が発見されたというニュースが流れる。
しかし実際にはチョンたちは生きていて、持って逃げた資金をマネーロンダリングしようとしていた。
キムとパクは、再びチョンに立ち向かうべくフィリピンに向かう。

韓国で実際に起こった事件をモチーフに作られた作品のようだ。
事前の知識がなかった事もあり、かなり面白く観ることができた。
フィリピンでのカーアクションもなかなかの迫力である。
ただ、お笑いキャラのパクがやや前面に出すぎていたような気もする。
パクがどちらに転ぶかで流れが変わるという重要なキャラなのだが、ちょっとお調子者が過ぎる感じで、後半の緊迫感もやや損なわれてしまった。
イ・ビョンホンも「グッド・バッド・ウィアード」のかなりイカレたキャラと比べると、悪役度がユルい気がした。
カン・ドンウォンのクールな捜査官がハマっていただけに、ちょっとバランスが悪い感じになってしまった。



128.MASTER マスター




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by ksato1 | 2017-11-16 06:34 | 映画 | Comments(0)