「金メダル男」

何と評していいか、判断不能な映画だ。
果たしてこの映画を、商業映画として映画館で有料上映して良かったのだろうか。

秋田泉一(知念侑李)は幼少時代は普通の子供であったが、小学生の時の運動会の徒競争で1着になった事に喜びを感じ、そこから常に一番を目指す人生を歩み始めた。
だが、彼の実力も小学生まで。
中学以降は1番になる事はほとんどなかった。
それでもめげずに一番を目指し続ける男の、波乱万丈な人生が展開する。

ストーリーはショートコントの連続である。
5分で1エピソードくらいのペースで展開し、すべてにオチが付いている。
だがこのオチが、正直まったく面白くない。
ダダスベリ状態である。

「表現部」など、今風なシュールなコントもあるのだが、ほとんどがベッタベタなオチである。
21世紀も15年が経過し、平成に至ってはもうすぐ30年が経つこの時代に、とても笑えないコントばかりが延々と続く。
秋田泉一の人生の時系列にコントを組み込んだだけで、フラッシュバックで時間を入れ替えるなどの映画的手法も何もない。
伏線も伏線と言えるかどうかのレベル、笑えず単調、ズバリ言って、自分が高校時代に自主制作した映画を思い出した。

この脚本が出来上がった時に、誰か「これで笑わす事できますかね」と疑問を感じた人はいなかったのだろうか。
また制作後の試写会で、「これってこのまま映画館で上映していいんですかね」と疑問を感じた人はいなかったのだろうか。

ある程度予想していたが、ハッキリ言って時間の無駄。
もう内ちゃんも映画を制作しようなんて思ないんじゃないんだろうか。


87.金メダル男



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by ksato1 | 2016-11-10 06:48 | 映画 | Comments(0)