「BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

スピルバーグ監督という事なので観に行ったのだが、正直非常に期待外れの作品であった。

施設で暮らすソフィーは、ある夜こっそり夜更かしをして、窓の外に巨人を目撃してしまう。
巨人に気付かれソフィーは巨人の国に連れ去られてしまった。
巨人は、ソフィーが巨人の存在を皆に言いふらすに決まっていると言い、彼女を開放しない。
ソフィーは眠っている間に、巨人の部屋の外にいるもっと大きな巨人に食べられる夢を見る。
それは、ソフィーを連れ去った巨人BFGが、ソフィーに見せた夢だった。
ソフィーに、BFGの小屋の外が危ないことを教えたのだ。
そして実際外の野蛮な巨人たちはBFGよりも危険な存在で、人間を見つけると食べてしまうのであった。
ソフィーの匂いを嗅ぎつけて、野蛮な巨人たちがBFGの部屋に入ってくる。
彼らはBFGの部屋をメチャメチャにするものの、なんとかソフィーの存在を気付かれる事なく難を逃れるのであった。

その後、BFGはソフィーを連れて外出しようとする。
しかしBFGよりも何メートルも大きい野蛮な巨人たちがBFGを待ちうけ、彼に意地悪をするのであった。
巨人たちの意地悪はしばらく続くが、スコールが来ると水が苦手な巨人たちは逃げてしまった。
その隙にBFGとソフィーは巨人の国の山の頂上を目指す。
そこにはたくさんの夢が螢のように、光りながら飛んでいた。
BFGはその夢を採取する。
夢は素晴らしい物だけではなく、恐ろしい夢もあった。

山から降りたBFGは、今度は「夢吹き」に行くとソフィーに告げる。
採取した夢を、BFGは人々の頭の中に吹き込むのであった。
すべてを話した後、BFGはソフィーに施設に帰るように薦める。
しかしソフィーは施設には帰らず、BFGと一緒に巨人の国に戻った。
だが相変わらず野蛮な巨人たちが、ソフィーの匂いを嗅いで彼女を食べようとする。
ソフィーは一計を案じ、女王陛下に巨人の事を話、イギリス軍に野蛮な巨人退治をさせるようとするのであった。

原作は児童文学であり、完全なファンタジー作品である。
だが物語の設定自体が、ちょっと日本人にはなじみづらいかもしれない。
ヨーロッパでは北方巨人の伝説が浸透しているので、ファンタジーに巨人と言うのは違和感がないだろう。
だがやはり日本人には、巨人の動き、思考などに、かなり違和感を感じる。
そもそも、地球が生まれた時から存在する巨人たちは、神やそれに類する存在なのか。
そのあたりがはっきりせず、かつ人間の軍隊に退治されてしまう。
巨人には人間を食べると言う習性があり、そのために人間をさらったりもしているのに、事件として問題視されている様子がないなど、ファンタジーだとしても、なんだかよくわからない点ばかりである。

正直、日本で公開するにはかなり厳しい作品であると感じた。


72.BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
by ksato1 | 2016-10-12 05:15 | 映画 | Comments(0)