「君の名は。」

東京に暮らす立花瀧は父親と二人暮らし、親友と寄り道したり、バイト先の年上の先輩に恋したりと、絵にかいたような高校生活を送っていた。
だが、ある朝目を覚ますと飛騨の小さな村に暮らす女子高生宮水三葉になっていた。
三葉は神社の家に生まれ、祖母と妹の3人暮らし、神職の代わりに神社の儀式にも巫女として参加していた。
その一方で東京にも憧れ、高校卒業後は東京の大学への進学を目指している。

その後も、それぞれ東京と地方の典型的な高校生だった二人は、時折体を入れ替える事になる。
戸惑いながらもその事に慣れた二人は、お互いの生活を護るために書き置きと日記で約束事を決め、不思議な事態に対応していた。

だが、ある日突然この不思議な入れ替わりは終了してしまう。
元の体に戻ると細かい部分は忘れてしまうのだが、三葉の事が気になった瀧は景色の記憶からスケッチを作成し、憧れのバイトの先輩、親友と3人で、三葉が住んでいると思われる飛騨の村を目指した。
3人が探しまわった結果、瀧のスケッチは飛騨の糸守町である事がわかる。
しかし糸守町は3年前の隕石落下事件で直撃を受けており、住人がほぼすべて犠牲者となっていた。
図書館で犠牲者名簿を調べた瀧は、そこに三葉と家族、親友たちの名前を発見する。

「秒速5センチメートル」、「言の葉の庭」など、マニアには非常に人気の高い深海誠の初メジャー作品である。
「秒速5センチメートル」は青春の心の機微を繊細に淡々と表現していたが、この「君の名は。」では、脚本の各所に笑いをちりばめるなど、非常にメリハリの利いたストーリーとなっている。

手が届きそうで届かないもどかしさ、そしてなんとか危機を回避しようとするものの、困難が立ちはだかり心が折れそうになる辛さ、そう言った青春の努力と汗と迷いと涙が凝縮した作品である。
映像の美しさはもちろん音楽も素晴らしく、何一つ文句のつけようがない。
青春アニメの金字塔として、今後も語り継がれる名作と言えるだろう。


66.君の名は。


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by ksato1 | 2016-09-17 10:38 | 映画 | Comments(0)