「セルフレス 覚醒した記憶」

NYの不動産王ダミアン(ベン・キングズレー)は不治の病に侵され、医師から余命宣告を受けていた。
財産は築いたものの一人娘からは愛想を尽かされ、一人さびしく最期を迎えるばかりであったダミアンだが、ある日不思議なメモを発見する。
そこにはオルブライトと言う科学者の連絡先が記されており、彼は人工培養した細胞を使って、ダミアンを新しい別の人間に生まれ変わらせてくれると言うのだ。
ダミアンは半信半疑ではあったが、オルブライトの言葉を信じて新しい体(ライアン・レイノルズ)を手に入れた。
新しい体に慣れるまで数カ月かかるため、ダミアンはオルブライトの指示のもと新しい町で新しい生活を始めた。
そこでは友人も出来、ダミアンの人生はリスタートに成功したかに見えた。
しかし、時折めまいとともに不思議な感覚に襲われ、かつ既視感のある風景が目の前に現れる。
ダミアンはその景色が実在する事を突き止め、そこに何があるのか、実際に見に行く事にした。

簡単に言ってしまえば、提供者の肉体に別の人格を移植するストーリーだ。
ただ、その手の映画によくある、おどろおどろしい雰囲気はあまりない。
また、ベン・キングズレーが演じていたダミアンのキャラが、巧くライアン・レイノルズ演じる「体」に移植されているため、違和感もほとんど感じない。
人格の移植と言うテーマはどうしてもリアリティに乏しくなりがちであるが、この映画はストーリー性もよく想像以上に見応えのあった作品だ。

唯一の難点は、ライアン・レイノルズ役の「体」の子どもがかなりの修羅場をくぐる事になるのだが、ほとんど動じていない点だ。
その部分だけ、大きな違和感を感じた。

あまり話題になっていない作品だが、機会があったら押さえておきたい作品である。


65.セルフレス 覚醒した記憶


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