「フィフス・ウェイブ」

クロエ・グレース・モレッツが出演しているので観に行ったが、彼女が出演している以外には見どころのない映画だった。

キャシー・サリヴァン(クロエ・グレース・モレッツ)はハイスクールでサッカー部に所属する普通の高校生だった。
アメフト部のキャプテンであるベンに憧れており、こんな何の変哲もない毎日がこの先もずっと続くのかと思っていた。
しかしある日、地球に大型UFOが飛来した。
UFOは10日間ほど地球の軌道上を周回していたが、その後パルス攻撃で地球上の電子機器をすべて麻痺させる。
これが地球侵攻を企む「アザーズ」の1stウェイブだった。
人々は避難を始めるが、続いて大型地震や津波などの2ndウェイブが来た。
これで島諸部や沿岸部の都市がすべて壊滅した。
その後、3rdウェイブとして鳥インフルエンザが蔓延し、体力のないものから犠牲者となった。
キャシーの母は医療行為をしている最中に鳥インフルエンザに感染、帰らぬ人となる。

キャシーの父は、キャシーと幼い弟のサムを連れて難民キャンプに逃れる。
3人はしばらくそこで暮らしていたのだが、ある日アメリカ軍が救出に訪れた。
米軍は、先に子どもを優先して救出すると連れ去り、大人たちには別に状況の説明会を開いた。
そこで群を率いる大佐が、すでに4thウェイブとしてアザーズが地球人の中に潜入ていしると言いだす。
大佐は、子どもはすぐに見分けがつくが、大人の検査は極めて難しいので別の場所で精細な検査をすると言うのだが、一部の大人がこの事に反発し銃撃戦となる。
そして大人は全員射殺されてしまった。

キャシーはサムと一緒に先に救出されるはずだったが、バスに乗り遅れ大人たちが皆殺しになるシーンを目撃する。
そして今は誰も信じられないと思い、独自でサムの救出に向かうのだった。
キャシーは途中でアザーズに狙撃されてしまうが、自宅に隠れていたエヴァンに救出される。
そしてエヴァンと一緒にサムの救出に向かうのだった。

一方、先に救出された子どもたちは、アザーズと戦うために米軍に編入され訓練を受けていた。
幼いサムも軍事訓練を受けており、彼のチームリーダーはキャシーの憧れの人ベンだった。
やがて訓練を受けていたベンたちに出撃命令が下る。
ベンたちはアザーズと戦うために、夜の市街地に降り立った。

3rdウェイブくらいまでは、ディザスター物としてそこそこな感じがした。
だがそこからがいただけない。
若干ネタバレになるが、まず、アザーズの正体が最後までわからない。
なので、何のために地球侵略を行っているかがまったくわからない。
地球人を根絶やしにしたいのか、あるいは奴隷として支配したいのか、このあたりがよくわからないので、ベンとサムがなんのために訓練を受けているのか、まったく意味がわからなくなってしまっている。

クライマックスでキャシーたちが軍の基地に潜入するのだが、それについても素人がなんの問題もなくやすやすと基地内部に侵入でき、あまつさえ軍曹をやっつけてしまっている。
原作がティーンズ向けのライトノベルという事なので仕方ないかもしれないが、「ハンガーゲーム」「メイズランナー」をかなり安っぽくした作品に見えてしまった。


31.フィフス・ウェイブ

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by ksato1 | 2016-05-04 18:54 | 映画 | Comments(0)