「2015年オレ的映画総括」

年始恒例、2015年に観たの映画の総括だ。
2015年はハリウッドのアクション映画に面白い作品が多かった。

まずベスト3は以下の通り。

1.スター・ウォーズ/フォースの覚醒
2.テッド2
3.ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

1位のSWはもう、文句の付けようがないだろう。
シリーズ全体のオマージュも組込みながら、ラストへ向けての集約の期待もきちんと表現されている。
悲しきスカイウォーカー家の歴史にどう終止符が打たれるのか、ラストを観るまで死ぬことはできない。

2位の「テッド2」は賛否両論あるだろうが、サマンサと言う若い女性の新キャラを登場させたうえで、下品を貫き通している点に監督のこだわりを感じる。
中途半端に大衆受けを狙った作品にせず、これが「テッド」だ、と言う姿勢を崩していない。
作品の完成度は高いと思うし、下品な作品が嫌いな人は観なければいいだけの話だ。

3位のMIも良かった。
前々作あたりで観客動員数が落ち込み、トム・クルーズの交代説も流れたが、今作品で健在ぶりを見せた。

4位から10位は以下となる。

4.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
5.ターミネーター:新起動/ジェニシス
6.マッドマックス 怒りのデス・ロード
7.アメリカン・スナイパー
8.チョコレートドーナツ
9.博士と彼女のセオリー
10.イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

4位と5位もハリウッドのアクション作品だ。

「アベンジャーズ」はシリーズの中でも、メンバーの入れ替えが発生するターニングポイントの作品となっている。
次作の「キャプテン・アメリカ」ではメンバー間での争いがあるらしく楽しみだ。
もうマーベルの策略にハマりっぱなしである。

「ターミネーター」はいろいろとこれまでと整合性が取れていない部分もあるが、こちらもリブート作品であり、以前の作品はあまり考えなくていいのかもしれない。
実際、整合性を深く考える暇がないほど、圧倒的なスピード感でストーリーが展開する。

6位の「マッドマックス」はオーストラリア作品であるが、これもアクション大作だ。
リブート作品で、出来としては前シリーズよりも上じゃないかと言う気がする。
片腕を亡くした主人公をはじめとした、全体の世界感が素晴らしい。

7位の「アメリカン・スナイパー」は、よくある心に傷を負った米軍兵の物語である。
だが実在した人物を題材とし、アメリカ人以外にもわかりやすく、アメリカ国内に根深く残る社会問題を鋭くえぐった作品となっている。

8位の「チョコレートドーナツ」は2015年の作品ではない。
だが、この作品にも心を揺さぶられた。
ダウン症のマルコを巡りドラァグ・クィーンのルディと検事のポールが、苦悩のうえで自分達の地位を投げ打ってまでマルコを護ろうと決意する。
ルディのピュアっぷりが素晴らしい

9位と10位は天才科学者の生涯を追った物語で、どちらも見応えがあった。

11位から20位は以下の通り。

11.ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声
12.天空の蜂
13.海街diary
14.くちびるに歌を
15.ソロモンの偽証 前篇・事件、後篇・裁判
16.ジュラシック・ワールド
17.キングスマン
18.ピクセル
19.チャッピー
20.ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

11位の「ボーイ・ソプラノ」は日本ではあまり話題にならなかったが、今年多かった音楽を題材とした映画の中では群を抜いて素晴らしかった。
訳あって歪んで育ってきた少年の成長過程と、そんな少年に大人がどう接するべきかをきちんと表現している。
2015年は邦画が今ひとつだったが、中では12位の「天空の蜂」が素晴らしかった。
原作は10年以上前に書かれているのだが、現在でもまったく陳腐な部分はない。
また、個人的には2015年に自分が観た邦画の中では、この作品で三島を演じた本木雅弘以上の演技はなかった。
だから今年の各映画賞の助演男優賞は、この作品の本木雅弘で決まりである。

「海街diary」は、是枝裕和監督らしくジワジワと心に沁みてくる作品だった。
「くちびるに歌を」と「ソロモンの偽証」は、どちらも中学生の役者の演技が見事だった。
両作品とも甲乙付け難かったが、「ソロモンの偽証」は前篇、後篇と別れていた分、評価をやや下げた。

「ジュラシック・ワールド」は、それほど期待しないで観に行ったが想像以上のいい出来であった。

「キングスマン」も期待していなかったがいい出来であった。
後からわかったのだが、この作品は「キック・アス」と同じ監督だった。
おそらくシリーズ化されると思うので、次作以降も期待したい。

「ピクセル」は愛すべきおバカB級作品だ。
日本語吹き替え版を観に行ったのだが、「テッド」同様日本語の翻訳の巧さも功を奏したと思われる。

「チャッピー」もハリウッド作品。
監督は「第9地区」のニール・ブロムカンプで、センスを感じた作品だ。

ラストは「ビリギャル」。
単純明快、日本人なら誰が観ても共感できる作品だった。
主演の有村架純の、演技力の幅を感じる作品だった。

2015年観た映画は、途中カウントミスもあったが合計で136本。
内訳はロードショウが84本、ギンレイが20本、TV放送などが31本。
今年はもう少しロードショウを増やして、100本の大台に乗せたいと思う。


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by ksato1 | 2016-01-02 16:08 | 映画 | Comments(0)