「カリフォルニア・ダウン」

日本でのタイトルは「カリフォルニア・ダウン」だが、映画の内容は「サンフランシスコ・ダウン」であった。

レイ(ドウェイン・ジョンソン)はLAの消防局でレスキューの隊長をしていた。
過去に下の娘を事故で亡くしており、それが原因で妻とは離婚する事になっていた。
そんなある日、地震学者のローレンス教授が地層からのパルス信号が増大している事に気付く。
フーバーダム付近で調査をしている最中に大地震が起き、フーバーダムは大破してしまった。
相棒がダムの破壊に巻き込まれて死亡するものの、ローレンス教授は九死に一生を得てロスに戻っていた。
そして研究室で今回の地震の検証をしているうちに、ロスからサンフランシスコに掛けての地層で、さらに大きなパルス信号が発せられている事に気付く。
ローレンス教授が慌ててアラートを発信しようとした時、ロスを大地震が襲った。

その時レイは、ヘリでネバダ州に救援に向かっていたところだった。
しかし眼下で地面がうねっているのを見て、ロスが地震に襲われている事を知る。
レイはそのまま妻の救出に向かった。
なんとか妻を救出したが、上の娘のブレイクは大学入学のためサンフランシスコにいると告げられた。
そのままヘリでサンフランシスコに急行するレイと妻のエマ。
しかしエマを救出する際にギアが傷ついてしまい、ヘリは郊外に緊急着陸した。

一方ローレンス教授は、サンフランシスコがさらなる大地震に見舞われると予測。
サンフランシスコにいるブレイクから、車に挟まれて身動きが取れないと連絡を受けるも直後に携帯回線が切れたため、レイとエマは消息のわからない娘を救出に向かうこととなった。

いわゆるディザスター映画であるが、映像の迫力はかなりのものである。
映像だけ見れば、完成度は非常に高いと言っていいだろう。
ただ、東日本大震災をイメージしてしまう部分もあり、今の日本人にはちょっと受け入れがたい人も多いかもしれない。
そしてそれとは別の話として、ストーリー展開はかなり無理がある。

レイは職務としてネバダ州の救援に向かっているのに、妻から電話を受けて彼女の救出に向かってしまう。
そんな救急隊員は普通いない。
その後も、普通の主婦と思われたエマがいきなりボートを無茶苦茶激しく運転したり、腿にガラス片が刺さって一人では歩けなかったベンがラスト近くで弟のオルリーを背負って逃げたりと、かなりムチャな展開が続く。
ディザスター映画は迫力重視で整合性はあまり考えなくてもいいのかもしれないが、レイが仕事より妻の救出を優先したのには観ていてひっくり返りそうになった。

ただ繰り返しになるが、映像の迫力は特筆ものである。
その部分だけでも評価されるにふさわしい映画だ。


110.カリフォルニア・ダウン


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