「ピクセル」

この映画は爆笑ものだった。
高校生の子どもも笑いながら観ていたが、この映画を一番楽しめるのは、子どもの頃にゲームセンターに入り浸り、かつ家ではファミコンをやっていた40~50代の男性だろう。

1982年、ハイスクールに通うくらいの年頃のサム・ブレナーは、親友のウィルとともにゲームセンターに通い詰め、全米のチャンピオン大会に参加するほど腕を磨いていた。
その大会で知り合ったラドローとも友だちとなる。
しかしサムは、決勝でエディに敗れてチャンピオンになる事はできなかった。
そしてNASAはこの大会の映像を地球外生命体へのメッセージの一つして選び、宇宙に向けて送り出した。

時は流れて2015年、チャンピオンになれずに挫折したためか、サムはパッとした人生を歩んでおらず電気工事会社の作業員となっていた。
一方ウィルは、なんとアメリカ大統領だった。
しかし失敗ばかりで支持率はダダ下がり状態だ。

そんな時、宇宙からビデオゲームのキャラを模した謎の物体が攻撃を仕掛けてきた。
サムはウィルからの要請をうけてホワイトハウスに急行、そこにはその時たまたま電気工事を請け負っていた家に住むヴァイオレット中佐もいた。
久しぶりに会ったラドローも合流し、かつてのゲーム仲間が宇宙人の攻撃と戦う事になった。

ストーリーはシンプルで非常にわかりやすい。
そもそもかなり無理な設定ではあるが、脚本や演出でおバカ映画に仕上げているので、違和感はほとんど感じない。
しかも「TED」と異なり、下品のレベルもギリギリ子どもと一緒に観られるぐらいのレベルに抑えられている。

かつてのゲームの特徴も巧く映画に取り入れており、制作者のゲームと映画に対する愛情を感じる。
下品さはあるものの、ゲームにあまり詳しくなくても理屈抜きで大笑いでき、B級映画としての完成度はかなり高い。

今回は本当に初期のゲームがメインであったが、次はゼビウスあたりをモチーフにして「ピクセル2」、さらにその後はバーチャ系のゲームをモチーフにして「ポリゴン」とタイトルを変え、どんどんシリーズ化して欲しい。


103.ピクセル


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