「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」

「内村さまぁ~ず」は一度も見たことがないが、その前身番組とも言える「内村プロデュース」は毎週見ていた事もあり、この映画も観に行った。
正直それほど期待しないで観に行ったのだが、まあまあくらいの出来だった。

次郎(内村光良)はかつて大部屋俳優だったが、関係者からその演技力は認められていた。
しかし今はマサル(三村マサカズ)の父(上島竜兵)が残した探偵社「エンジェル社」に所属、そこで受ける依頼者からの問題を芝居で解決する仕事をしていた。
メンバーは次郎、マサルのほか、耕作(大竹一樹)、伊東(久保田悠来)、事務員(阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子)で、そこに芽が出ないでくすぶっている女優の夕子(藤原令子)が加わる。

そもそも芝居で解決する問題なので、かなり無理があるものが多い。
子どものいじめ問題、ラーメン屋の亭主にやる気を出す、などである。
メインとなるのは、母親が不倫の末にシングルマザーになる事を決意していたために父親がいない子どもの親を、マサルが演じるエピソードだ。
父親はこれまで海外に単身赴任していて子どもと初めて会うのだが、子どもが小学生になるまで父親が一度も帰国しないと言う設定は、いくらなんでもちょっと無茶過ぎるだろう。

一つ一つのエピソード内にコントが散りばめられていて、それを楽しむ映画なのだが、設定に無理がありすぎるのでコントの演技もなんだか空々しく見えてしまった。
後ろで仲間のお笑い芸人に細かい演技をさせているのだが、それも大して面白くなかった。
笑福亭鶴瓶を起用してアドリブで笑いを取ろうとする場面も、期待したほどではなかった。
そして一番気になったのは、ドリフのコントのように、観客の笑い声を音声として流していた事。
劇場内で誰も笑っていないのに、音声の笑い声が流れる状態は非常にシュールで背筋に寒い物が走った。

とは言え、さまぁ~ずは大好きなので、もし次回作ができたらやっぱり観に行ってしまうと思う。



97.内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル


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