「キングスマン」

予告編を観た段階ではおバカ映画かと思ったが、そうではなくかなりシリアスなスパイ映画だった。

エグジー(タロン・エガートン)の父は、かつて秘密組織「キングスマン」に所属する戦士だった。
しかし中東でのミッションの際、他のメンバーを護るために戦死してしまう。
命を護られたハリー(コリン・ファース)は、エグジーの事を気に掛け、キングスマンに欠員が出た時にエグジーを推薦する。
エグジーは父譲りの身体能力を持ち、キングスマンに所属する資格があると判断したのだ。
他の10人の候補生とともに、エグジーはキングスマンになるべく養成を受ける事になった。
そしてキングスマン養成の試練を耐え抜き、残り二人の候補生の中にも残った。

一方ハリーは、欠員となったランスロットが誰に殺されたのかを調べ始めた。
そして黒幕が、ICテクノロジーで巨万の富を得たヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)である事を突きとめた。
ヴァレンタインは世界中に無料のSIMを配布し、そのSIMを利用してスマートフォンから人が凶暴になって殺し合う音を流して、世界中の人口を減らそうと企んでいたのだ。
ハリーはヴァレンタインが実験をする教会に潜入したのだが、ヴァレンタインに倒されてしまった。

基本となるストーリーは、かなり正当派のスパイ映画だ。
ウィットに富んだ部分がかなりあるものの、完全なお笑い映画とは言い難い。
むしろ、人の首が飛んだり爆発したり、ちょっとグロいシーンが多かったりする。
途中までは、どんなトーンの映画なのかややなじめないままストーリーが進むが、教会の殺し合いのシーンから、人がバンバン死んであまりリアリティを追求しない映画なんだと割り切れて、楽しめるようになる。
例えるなら「キル・ビル」に近いと言えるかもしれない。

本作は、キングスマン候補生だったエグジーとロキシーが、新たなキングスマンとして誕生するストーリーであり、おそらくはこの二人を軸に今後シリーズ化して行く予定なのだろう。
グロい部分が多いのであまりおすすめできる映画ではないが、スパイの武器や道具、アクションシーンもきちんと作りこまれており、個人的には今後が期待できるシリーズである。


95.キングスマン


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