「イントゥ・ザ・ウッズ」

「シンデレラ」、「赤ずきん」、「ジャックと豆の木」、「塔の上のラプンツェル」の4つの童話をミックスした作品で、映画はディズニー制作だが元々はブロードウェイ・ミュージカルとの事。
ただ、元がミュージカルとして作られた作品だと知らなかったのでディズニーっぽい作品を期待して観に行ったのが、実際には大人向けの内容だったので面食らった。

一応、4つの作品の登場人物も主役っぽい位置づけであるものの、基本的にはパン屋の夫婦が主役である。
パン屋の夫婦は子どもに恵まれず、それだけが唯一とも言える望みだった。
ある日隣に住む魔女が訪れ、夫婦に子どもができないのはパン屋の父親が魔女の庭から豆を盗んだことが原因で、その事に怒った魔女がパン屋の一族に呪いを掛けたため、そしてその呪いを特には100年に一度の月が青くなる夜に、真っ白な牛、赤い頭巾、黄金の靴、トウモロコシの髭のような金髪が必要だと言う。
月が青くなるのはわずか3日だけ。
夫婦はこの3日間で、4つのアイテムを揃えなければならない。

そして、パン屋の父親が魔女の庭から盗んだ豆がジャックが牛と交換で手に入れた豆、その牛がアイテムの真っ白な牛、それ以外はそれぞれの物語のアイテムとなる。
シンデレラの靴がガラスではなく金になっているのは、映像としての見やすさを考えてか。

このアイテムを巡り、3日間さまざまなエピソードが交差する。
登場人物はほぼ童話と同じ設定だが、赤ずきんだけやたら食いしんと言う設定にしてあるのも面白い。
この4つのアイテムを揃えるまでのドタバタ劇はなかなか良いと思う。

だが、ミュージカルと言う事もあってか、アイテムが揃った後にさらに一捻り入ってくる。
ネタバレになるので詳しくは書かないが、この一捻りがかなり強烈。
「えーっ、そういう展開?」レベルではなく、「いやいや、その人を殺しちゃいけないでしょ」まで捻ってくる。
個人的には童話をベースにした物語は、途中で悲惨な展開になっても最後はハッピーエンドにして欲しい。
この物語も完全なバッドエンディングではないものの、子どもが観たらかなりとまどう内容だと思う。
映画も基本的には全編ミュージカルで、途中まではかなり楽しい内容なのだから、原作のミュージカルとはストーリーを変えてもう少しマイルドな作品にしてほしかった。


28.イントゥ・ザ・ウッズ


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by ksato1 | 2015-04-06 07:03 | 映画 | Comments(0)