「東京タワー」

原作は江國香織で映画の制作は2005年、今から10年も前の作品だ。

透(岡田准一)は18才の時に、母の陽子(余貴美子)の友人である詩史(黒木瞳)と出会う。
詩史は実業家の夫(岸谷五朗)がいるのだが、二人は年の差を越えた恋に落ちる。
透はクールな性格で、詩史が好きな音楽を聞き、詩史が好きな本を読みながら、詩史からの連絡を待ち続ける。

一方、透の友人の耕二(松本潤)も、年上の人妻喜美子(寺島しのぶ)と付き合っていた。
喜美子は子どもはいないものの、夫と姑と同居しているため耕二と会う時間が限られてしまう。
なんとか時間をやりくりして耕二と会う時間を作る喜美子だが、耕二には若い彼女もいるため時間が合わない時もある。
そんな時には、喜美子の苛立ちはMAXになりついつい耕二にあたってしまうのだった。

基本は二組の年の差不倫カップルの話である。
原作は江國香織だが、メインキャストの男優二人がジャニーズという事もあり、所詮アイドル映画の延長だろうと高を括っていた。
しかし実際にはなかなかきちんと作りこまれた映画だった。

不倫がテーマであり、かつ耕二が高校時代に同級生の吉田(平山あや)の母と寝てしまい、その後吉田が復讐しにくるなど、男女のドロドロしたエピソードが展開するのだが、それでいて全編落ち着いた雰囲気でストーリーが進んで行く。
画面にも非常に奥行きを感じるし、原作、演出、演技が巧くかみ合った結果、上品な作品に仕上がったのだろう。
メインキャスト4人の演技は素晴らしいし、脇役もなかなか芸達者を揃えている。

ラストシーンの不倫の結末がやや甘い感じもするが、まずまず悪くない作品である。


23.東京タワー


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by ksato1 | 2015-03-20 21:29 | 映画 | Comments(0)