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「ローン・レンジャー」

上映時間が2時間半。
観る前は「長いなぁ~・・・」と言う印象だったが、実際には次から次へとテンポよく展開するので、あっという間の2時間半だった。
個人的な感想は、ハッキリ言って面白かった。

主人公のジョンは、検事となって生まれ故郷の西部に戻ってくる。
その列車にはお尋ね者のキャベンディッシュと、ネイティブのトントも護送されていた。
そしてキャベンディッシュの部下が、彼を助けるために列車を襲う。
ジョンの兄は父から続く保安官であったが、仲間とジョンを連れてキャベンディッシュを追う。
だがまんまとキャベンディッシュの罠にハマって皆殺しになってしまう。
しかし、トントによってジョンだけが生き返った。
二人はキャベンディッシュを追う事となる。

物語は、とある少年がサーカスの博物館らしきテントを見学するところから始まる。
そこには熊のはく製とともに年老いたネイティブインディアンの置物があるのだが、その置物のインディアンがいきなり昔話を語り始める。
そして「老人の昔話」という形を使って、ストーリー内のご都合主義を処理してしまうところが巧い。
ストーリーの途中で少年が「どうやって牢を抜け出たの?」なんて突っ込むが、トントらしき老人のインディアンは適当にごまかして話を進めてしまったりする。
「シルバー」の白馬もいい味出してるし、後半の列車アクションもかなりの迫力だ。
ちょっと「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」っぽい部分もあったけどね。

ジョニー・ディップのトントは、陸に上がったジャック・スパロウそのものだ、という意見もあるだろう。
たしかにその通りだとも思うが、それでもこの映画は面白いと思う。

もうすぐ上映も終わっちゃいそうだけど、DVDになってもおススメの作品だ。


55.ローン・レンジャー



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by ksato1 | 2013-08-23 22:06 | 映画 | Comments(0)