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天皇賞(春)

今日もこれから出かけるので早めの予想だ。

ほぼ1強の様相を呈している春の天皇賞、過去のデータでは1番人気が不利と言われている。
実際にこの10年で1番人気で勝ったのはディープインパクトだけ、去年はオルフェーヴルでさえ敗れた。
だがこのデータ、きちんと見てみると理由があることがわかった。

まず、過去10年の1番人気になった馬のうち、それまでにG1を制していたのはアサクサキングス、ディープインパクト、オルフェーヴルの3頭だけ。
ちなみにアサクサキングスが2年連続1番人気になっているので、頭数は9頭だ。
残り6頭はG1を制していないのに1番人気、いわゆる「押し出された1番人気」というヤツである。
ゴールドシップはダービーを取りこぼしたものの、すでにG1を3勝している。

G1勝ちのあった3頭と比較すると、アサクサキングスは菊花賞の1タイトルだけなので、ゴールドシップの方がレベルが上だろう。
オルフェーヴルはちょうど昨年のこの春の天皇賞時に、メンタル面での不調があった事はわかっている。
対してゴールドシップは前走もゴール前は余裕残しで圧勝、週中の追い切りの動きもよかったので不安はない。
そう考えると、ディープインパクト並みの信頼度と考えてよさそうだ。

では、ゴールドシップを負かす馬はいないのか。
可能性があるとしたら、フェノーメノとレッドカド―だろう。

ゴールドシップは負けた3レースでは、いずれも前の馬を捕らえられていない。
これまでの戦績11戦のうち、7レースで上がり最速を記録しており、残り4レースも上がり2位である。
今後も後ろから差されて負ける展開は、まず考えられないだろう。
そして昨年のダービーでは、2着のフェノーメノがゴールドシップの追撃を振り切っている。
ハイペースの中ゴールドシップより前で競馬をして、上がりもゴールドシップと0.1しか差がなかった。
今回もゴールドシップに先着する可能性は十分ある。
ただ不安点は、初の輸送&距離&京都コースである。
言ってしまえば完全なアウェイであり、状況から考えればフェノーメノの方が死角が多い。

次にレッドカド―だが、この馬は評価が本当に難しい。
昨年のJCでは8着だったが、直線で不利があった。
さらに、スノーフェアリーで2年連続エ女王杯を獲ったダンロップ厩舎だけに、京都コースは熟知している。
JC後は香港ヴァーズを制し、ドバイWCでも2着、今回も一気に突き抜ける可能性も捨てきれない
ただ、週頭まではかなり迷っていたのだが、来日後の調教が軽いのでイマイチ信頼しきれない。
今回はゴールドシップを負かすまでは行かないか。

この2頭がゴールドシップを負かしに行って、ズブズブに沈む可能性ももちろんある。
その場合は連下に何が来てもおかしくない。
だから、この2頭を飛ばしてゴールドシップ頭、2、3着を人気薄でボックスの3連単、という馬券がちょっと美味しいような気もする。
だが、どの馬も今ひとつ決め手に欠ける。
フェノーメノも状態はいいようだし、やはりゴールドシップとの一騎打ちと考える方が妥当か。
素直に3着に来そうな馬を考えると、前走重賞を勝っているトーセンラーとアドマイヤラクティ、このレースを3、4年前に勝ったジャガーメイルとマイネルキッツ、前走見どころのあったムスカテール、それと亡き母の弔い合戦のフォゲッタブルあたりだろう。

◎ゴールドシップ
○フェノーメノ
▲レッドカド―
△トーセンラー
△アドマイヤラクティ
△ジャガーメイル
△マイネルキッツ
△ムスカテール
△フォゲッタブル


馬券は変則で、◎は1着固定、○▲は2、3着固定、△は3着の3連単14点と、○1着固定、◎2着固定、▲△3着固定の3連単7点、計21点勝負。
いつもより点数絞ったけど、これでも取りガミ食う可能性あるかな・・・。
by ksato1 | 2013-04-28 10:11 | 競馬 | Comments(0)