「北の国から 2002遺言」

七夕に放送された「北の国から 2002遺言」を録画して見る。
この間再放送されたかどうかはわからないが、私が見るのは10年振りだ。
で、感想はと言うと、「'98時代」の時にも書いたがオマケ的な印象である。

スタッフの高齢化問題があったため、この「遺言」で「北の国から」シリーズは終了と決まっていた。
ストーリー的に最終回にしなければならなかった、と言う訳ではない。
実際、倉本聰は放送終了後にこの後の話も構想している。

そういう事もあってか、結との出会いのきっかけが25年ぶりに再開する凉子先生だったり、途中からまったく姿を見せなくなった中ちゃんの娘すみえが、中島ひろ子になってギバちゃんのダンナを連れて麓郷に戻ってきたり、集大成的な要素が強く盛りこまれている。
雪子叔母さんの息子の大介なんて、かなり強引なはめ込まれ方だ。

感動するシーンと言えば、中ちゃんの奥さんのガン再発がわかった場面の、地井武男の迫真の演技かな。
地井武男は、ちょうどこの撮影のころに前妻をガンで亡くしている。
大介の携帯を川に捨てて、廃棄物の家を作りながら泣くシーンは、台本上は泣く演技ではなかった。
地井武男本人も泣くつもりはなかったが、自然と涙が止まらず、そのままOKになったと言う。
今回の放送直前に地井武男本人も亡くなっている事もあり、このシーンはちょっと泣けた。

それ以外では、トドが富良野まで五郎がどういう人間かを確かめに来たシーンかな。
オッサン二人が飲み交わすシーンは、この年になると共感できるものがあった。

でも、シリーズを通して見てみると、純ってモテるよね。
れいちゃん、タマコ、しゅうと来て、最後も結だもんね。
まあ、ドラマの主役だから当たり前と言えば当たり前だけど。

それとちょっと気になったのは、北方領土問題。
前後編のどちらも冒頭で、純が「北海道最東北の街羅臼に来ている」と言っている。
さらに後編では、五郎が羅臼に行って純と海の向こうの国後を見ているときに、「すげーなー、この間に国境があるんだろ? 何かい? 赤いロープかなんか沈んでんのかい?」なんて言っていた。
今なら結構な問題になりそうだけど、当時は誰も気づかなかったのかな。
今回もBSとは言え、「北の国から」だからそこそこの人は見てると思うけどね。

まあ、「北の国から」ならなんでも許されちゃうのかな。


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください


●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
[PR]
by ksato1 | 2012-07-13 23:19 | 日記 | Comments(0)