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JC(予習)

一昨日は深酒ではなくほど良い程度に飲んだのだが、ここのところかなりバテている事もありちょっと体調が悪い。
なので昨日はカミサンの買い物にちょっと付き合うだけで、あとはゆっくり過ごす事にして週末のJCの予習をした。
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創設当初は日本馬がまったく歯が立たなかったJCだが、最近は外国馬の活躍の方が少ない。
これは単純に日本馬のレベルが上がったと言う訳ではなく、海外の有力馬のローテーションが凱旋門賞→ブリーダーズCで終了、余力があっても香港Cに回ってしまうので、JCへの有力馬の参戦が減っていたからだ。
過去10年で勝った外国馬は、アルカセットとファルブラヴの2頭で、アルカセットは3番人気だったがファルブラヴは9番人気だった。
ちなみに過去10年、海外から参戦した馬で5番人気以内に支持された馬で4着以下に沈んだのは、以下の3頭だけである。
外国馬は簡単に消してはいけないのだ。

2005年:ウィジャボード(5番人気:5着)
2003年:アンジュガブリエル(3番人気:7着)
2002年:ブライトスカイ(5番人気:13着)

ウィジャボードは5番人気で5着だったが、この年はアルカセットが2:22.1という驚異のレコードタイムを叩き出しており、ウィジャボード自身も2:22.4のタイムで走破している。
アルカセット以下はハーツクライ、ゼンノロブロイ、リンカーンの順番でゴールしており、レース自体のレベルが異常に高かったと言えるだろう。
2003年のアンジュガブリエルはサンクルー大賞を連覇していたため人気となったが、この10年間のJCで唯一の重馬場だったので、やや参考外と言える。
ブライトスカイのみ、そこそこ人気があったのに惨敗しているが、この年は中山コースだったので小回りコースが欧州馬に合わなかったのかもしれない。

そこから導き出される答えは以下のとおりだ。

1.実績のある外国馬が上位人気になったら必ずマークが必要。特に日本での実績がある外国人ジョッキーは要注意
2.あまり人気がない外国馬も、そこそこ実績があって日本での騎乗経験豊富な外国人ジョッキーが騎乗していれば一発の可能性が高い

それ以外でも過去のレースを見ると、短期免許取得の外国人ジョッキー+日本馬が好走している事がわかる。
もちろん、短期取得免許の外国人ジョッキーでも惨敗もあるのだが、上位人気馬に騎乗した場合はコケる確率が少ない。

結果、JCのキーワードはよく言われる「日本の馬場への対応」のほかに、「短期免許の外国人ジョッキー」も重要になって来る。

今年はデムーロ、スミヨン、ルメール、ウィリアムスがあたり有力馬に乗る予定なので、このあたりを重視して考えるのがいいだろう。
by ksato1 | 2011-11-24 20:04 | 競馬 | Comments(0)