人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ふざけるなナベツネ!

元々ジャイアンツは大嫌いだった。
なぜ嫌いになったのかと言うと、たぶん子どもの頃に見たTV中継で、金田正一や青田昇、そして中高生くらいの時は堀内恒夫と言った輩が、解説者として相手球団の選手をけちょんけちょんにけなしていたからだ。
しかもやたら上から目線でエラそうに。

ただ最近は、TV中継が減ってきたせいなのかそれほどジャイアンツに腹も立たなかった。
特に松井がいた頃のジャイアンツは結構好きだった。

が、このナベツネのクソ野郎の発言は本当に許せない。
もちろんセリーグ強行開催の話だ。

【渡辺会長×選手会全面戦争再燃、25日強制開幕でスト必至】
http://www.excite.co.jp/News/baseball/20110317/Fuji_SP_zak20110317015.html


何が許せないって、「野球は被災地の人を励ますことにもなる」というお題目を掲げているところ。

誰だってそんな事はよくわかっている。
でもこの停電が続く中、東京ドームで開幕する意味が、本当にあるのか?

毎日新聞は早速、ドームの野球開催で6000軒分の1日の電力に相当すると報道。
もしそれでも被災地の人が本当に望んでいるのなら、関東の人間が停電に耐えてでも実施する意味があるだろう。
しかしとてもじゃないが、今はそんな状況とは思えない。

もちろん野球を開催しないと、球場で商売をする飲食店や周辺を含むお弁当屋さんに影響は出る。
でも今は、そういう時期じゃないだろう。
選手会だって強行日程でダブルヘッダーになっても許容するって言ってるんだから、その時に「お弁当屋さんも大変ですから、みなさんできるだけ球場に足を運びましょう」にした方がいいに決まってる。
お弁当屋さんだって、輸送の燃料を確保しづらい今の時期よりも、もうちょっと落ち着いた時にたくさん販売した方が利益率もいいんじゃないだろうか?

そして本当に被災地の人を励ましたいなら、停電の続く首都圏じゃなく北陸や岐阜など、元々ジャイアンツが地方巡業で行く地域で主催試合を行えばいいだけだ。
たしか京セラドームでも主催試合をした事があったと思うので、それでもいいと思う。
なんならこの際だから、松山の「ぼっちゃんスタジアム」で開催というのはどうだろうか。
四国のファンは喜ぶと思うよ、ジャイアンツが試合をしてくれたら。

そういう事も考えずに選手会も球界OBも反対する中、戦後、秋に1試合だけ開催された試合を持ちだして「こういう例もあった」とかぬかしてやがる。
今夜だって東電の関係者が「節電にご協力ありがとうございました」と頭を下げているこの時期にだ。
今回の開幕延期は自粛ではなく、物理的に無理があると言う事をまったく理解できてない。
誰かナベツネの頭に脳みそが入ってるか、頭を叩き割って確認してもらいたいほどだ。

Jリーグは3月中の試合中止を決定、国際Aマッチだったキリンチャレンジカップも中止して、チャリティマッチに切り替える。
サッカーに取って、国際Aマッチを変更するというのはかなり大きな話だ。

ちなみに競馬も、中山開催を中止して阪神と小倉開催を実施にした。
JRAは施設が壊れていない事を理由に、最後まで中山開催も検討したが、電力事情を勘案して中止を決定した。
また、東日本地域の場外馬券売り場も休止し、携帯からの馬券購入も通信事情を考慮して中止、PCからの購入のみに決定した。
私も知らなかったが、現在馬券の4割は携帯からの購入らしい。
しかも関西馬がどれだけ強くなっても、馬券の購入は東日本の方が多い。
それを諦めたのは本当に苦渋の選択だったと思う。
トレーニングセンターは美浦と栗東の二つに分かれているが、関東の開催がないと圧倒的に美浦が不利になる。
当初そういう声もあり中山開催を模索したが、結局馬主、調教師、騎手など関係者の納得を得て開催中止を決定した。

みんながそうやって今できる事を考えてるのに、なんでナベツネってヤツはそれができないんだろうか。
昨日も、燦々会というジャイアンツを応援する経済人を集めたパーティで、いい顔したくて大暴れしたらしい。

ただナベツネだけじゃなく、ドラゴンズの代表も「やらない理由はない」と発言したらしい。
本当に「やらない理由」は「ない」のか?
「やるべき」と言うならまだ話もわかるが、「やらない理由はない」なんて、血の通った人間の口から出た言葉とは思えない。

最後に全然話は変わるが蓮舫。
千代田区のコンビニを視察して、「大丈夫、おにぎりもお弁当も十分あります」だって。
市ヶ谷駅前(新宿区)のサンクスは、たしかにおにぎりもお弁当も売ってる。
でも西船橋近辺のコンビニは、土曜日以降おにぎりもお弁当も一切見かけないよ。

この二人だけは本当に許せん!
by ksato1 | 2011-03-17 21:40 | 日記 | Comments(0)