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ジャパンカップダート

昨年予想は的中したものの馬券を買いそびれ、13万円が夢となったこのレース。
「JCD」とは名ばかりで外国からの参戦もなく、今年も難解なレースとなった。
当たれば結構な配当が付きそうなので頑張りたい。

難解になっている理由の一つは、エスポワールシチーをはじめ昨年の上位馬が軒並み休養で出場していないからだ。
そして出走馬はこれまでのレースで、どの馬も買ったり負けたり。
力関係で上位と言い切れる馬が不在だ。

前日売り1番人気になっているのはトランセンド。
前走みやこSをハイペースで逃げ勝ち、今週の調教も動いた。
馬体の張りもよく今が絶好調のようで、1番人気もうなづける。
しかしこの馬に勝つ可能性がある馬が1頭いる。
ダイシンオレンジだ。

トランセンドの前走のタイムは1.49.8だが、ダイシンオレンジは休む前の同じ京都1800mだったアンタレスSを1.49.7と、0.1秒早いタイムで駆け抜けている。
しかもこの時トランセンドは8着で、0.8秒差を付けて完封。
斤量差が1kgあったとはいえ、シルクメビウスにも0.5秒先着している。
前走のみやこSは休み明け、元々休み明けはビッシリ仕上げない厩舎であり今回が本番だ。
ダート1800は6.2.2.3と適距離、阪神ダートも2勝を挙げている。
ここは究極の本命として狙いどころである。

対抗はそのトランセンドだ。
先行馬は目標になる半面、自分でレースを作れる強みもある。
東海Sでも逃げて2着に粘っており、今は非常に安定している。

三番手はシルクメビウスだ。
この馬の切れ味は折り紙つき。
前走は少し間隔が空いていたうえに、船橋への遠征だった。
それでも4着に頑張っている。
唯一の不安は最内枠で、隣にキングスエンブレムが入った事。
位置取りに注意しないと、2頭まとめて内に封じ込められて脚を余す可能性がある。
鞍上田中博が上手く立ち回れないと苦しくなるので、少々評価を下げた。

四番手はバーディバーディだ。
この馬もここ3戦5、6着が続いており人気を落としている。
しかし中央のダートに限って言えば、4.1.0.1の成績である。
唯一掲示板を外した前走も、3歳で57kgを背負わされてのものである。
強い3歳世代の中でユニコーンSを勝ち上がっている馬だ。
池添に手が代わって新味が出ることにも期待したい。

五番手以下は、とてもとても迷った。
その中ではアリゼオを狙いたい。
ダート初戦でもあり、この馬の力は正直未知数
ただし鞍上は、一昨年このレースを勝ち、昨年ゴールデンチケットを3着に持ってきたルメールだ。
馬の力+鞍上の技術で、あっさり付き抜けても不思議ではない。

最後はマルカシェンク。
この馬もダートは2戦目である。
前走はその初のダートで5着に敗れたものの、直線で追い上げ上がり最速を記録。
今回もきちんとゲートを出て、道中好位に着けられれば十分勝負になる。

前日3番人気のキングスエンブレムは、1kg差があったものの前走ハイペースでトランセンドを差し切れなかった事と、前々走でラヴェリータを降しているものの斤量差が実質2.5kgあった事を考えると、評判ほど強くないのではないかとも思う。
そして兄のヴァ―ミリアンは、そもそも阪神ダートをあまり得意としていないし、今回は休み明けだ。
それ以上に怖かったのが、ラヴェリータとマカニビスティ、特に後者は鞍上がデムーロだ。
大外一気も考えたが、こちらも休み明けを考慮して無印にした。


◎ダイシンオレンジ
○トランセンド
▲シルクメビウス
△バーディバーディ
×アリゼオ
×マルカシェンク

馬券はいつもどおり◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着の3連単フォーメーションで24点勝負。

今週は我ながらかなり攻めた馬券だと思う。
トランセンド、シルクが入れば大した事ないと思うけど、それ以外で取れれば結構付くぞー!
by ksato1 | 2010-12-05 13:11 | 競馬 | Comments(0)